【ONE】ムエタイ超強豪・シッティチャイがオズカンに判定勝利、Wグランプリ4強入り
ONE Championship
『ONE: FIRST STRIKE』
10月15日(金・日本時間)シンガポール・インドアスタジアム
▼キックボクシング フェザー級ワールドグランプリ
〇シッティチャイ・シッソンピーノン (タイ)
判定2-1
●タイフン・オズカン(トルコ)
シッティチャイは14年にルンピニースタジアムで王座を獲得するなどムエタイで実績を築き、キックボクシングでも16年にGLORY世界ライト級王座を奪取、6度もの防衛を果たした強豪だ。昨年7月のONEデビュー戦では、スーパーボン(タイ)に判定で敗れたものの今年8月の2戦目ではタワンチャイ・PK・センチャイムエタイジム(タイ)を判定で破りONE初白星を挙げている。
対するオズカンはONEデビュー戦。これまでオランダやドイツなどヨーロッパでキャリアを積み83勝8敗3分の戦績を持つ。現在UFCで活躍するギガ・チカゼをキックルールで下しているほか、今回ワールドグランプリに出場するアンディ・サワーやダビット・キリアにも勝利している。2017年以来13連勝中と4年間負けなしで今回のグランプリへ挑む。
両者は今年7月に対戦予定だったがオズカンがトレーニング中に手を負傷したことにより試合がキャンセルとなっていた。今回は仕切り直しの一戦となる。
1R、細かくステップを踏むオズカンにシッティチャイはゆったりとしたリズムからインロー、ミドルと、サウスポーから左を蹴っていく。オズカンは常に一定の距離を保ちながら右ストレートから左フック。一気に飛び込んでパンチのコンビネーションを放つ。しかしシッティチャイもしっかりガードしてパンチを返し、左ストレートも当てる。
2R、右のダブルで攻めるオズカンにシッティチャイは左ミドル、左ストレートを出しながら圧をかけていくシッティチャイ。オズカンの左フックがシッティチャイのテンプルに当たるがシッティチャイのペースは変わらない。離れては左のストレートとミドル、近づいてはボディへのヒザをヒットさせるシッティチャイ。
3R、ペースを上げて前へ詰めていくシッティチャイ。左ストレートで詰めて近づけば組んでヒザ。オズカンはインロー、長いワンツーを放つがシッティチャイに手数で劣る。ボディストレートも混ぜながらワンツーはシッティチャイ。オズカンも右ストレートを当てる。試合は判定となり2-1と割れたがシッティチャイ。前へと出続けたシッティチャイがオズカンの13連勝を止め準決勝へと進出した。
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