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【DEEP】王者・住村竜市朗、米田奈央をスプリットで下し再戦を制す

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2021/10/23(土)UP

ローを放つ住村

DEEP事務局
『DEEP 104 IMPACT ~20th Anniversary~』
20211023日(土)東京・後楽園ホール

▼第5試合 DEEPウェルター 5分3R
〇住村竜市朗(TEAM ONE)
判定2-1 ※28-29、29-28、30-27
●米田奈央(フリー)

右ストレートを当てる住村

 住村は昨年11月のRIZIN大阪大会に出場し元パンクラス王者のレッツ豪太に2-1で判定勝利したDEEPウェルター級王者。

 対する米田はレスリングをベースに13年のDEEPフューチャーキングトーナメントで優勝。住村とは15年4月に対戦してチョークスリーパーで1Rに敗れており、今年6月に再戦のチャンスを得たがローブローにより試合続行不可能に(※住村のテクニカル判定勝ち)。今回はそこからのダイレクトリマッチとなる。

ハイキックを出す住村

 1R、オーソドックスの住村に対しサウスポーの米田。住村は距離を取ってジャブとロー、ストレートを放つ。これに対し米田は左ストレートと右フックを強振していく。住村の蹴り足を取ってバランスを崩し金網に押し込む米田だが、ここは住村が体を離す。フックを被弾した住村だが、今度は逆に米田を押し込む。

 2R、米田のジャブがかするが住村がタックルで組みつく。しかし米田はこれを振りほどき、左右のフックで猛追。住村は組んで米田にパンチを振るわせない。だが組みから離れると米田は再びスイングフックで住村を狙う。だがここで住村がワンツーをヒット。米田がワイルドにパンチを振るってくるため住村はなかなか近づけない。

再戦を制した住村

 3R、米田はパンチの強振からタックルに入りテイクダウン。だが、住村は一度バックにつかせて立ち上がる。両者金網際でこう着しレフェリーがブレイク。

 再開すると住村は四つ組みからサイド→バックと回るも、その先へ進めることができない。距離があき米田は再びパンチを振るうがスピードを欠く。住村がタックルに出て米田に尻もちをつかせて終了のゴングとなる。

 判定は29-28(米田)、29-28(住村)、30-27(住村)と割れ、2-1で住村。僅差ながら米田を振り切った。

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