【ベラトール】突然「指が…」期待の元ヘビー級王者ミナコフ、TKO負けで母国で勝利飾れず
Bellator MMA
『Bellator 269』
10月24日(日・日本時間)ロシア・モスクワ・VTBアリーナ
▼ヘビー級マッチ
●ヴィタリー・ミナコフ(ロシア/元同級王者)
TKO 3R 3分8秒 ※ドクターストップ
○サイード・ソウマ(アメリカ/同級10位)
ミナコフは元ベラトールヘビー級王者。ソウマは今年7月に110kgのロニー・マルケスを左ストレートで69秒の秒殺KO勝利を収めている。
1Rから身長差を武器に圧力をかけるミナコフ、ソウマはサークリングしながらカーフキックや入れハイキックを当てていく。ミナコフはテイクダウンからパウンド、立ち上がるとミナコフの迫力あるパンチ連打でダウンしそうになるソウマ。ミナコフのペースで試合が進む。
2Rもミナコフの圧力と攻めでリードしていたが、中盤にソウマの右カーフキックで大きくバランスを崩す。さらにもう一発カーフ!ミナコフはかなり前足が効いたようだ。以降、ミナコフのパンチには力がなく、ソウマはカウンターでパンチをヒットさせるなど追い上げる。
3R、ミナコフのパンチにソウマのカウンターパンチが連続でヒット。カーフキックもヒットしミナコフは痛そうに足を上げる。
そんな中でもミナコフはバックハンドブロー、その後もパンチで攻めたが、突然ミナコフが下がりながら左手の薬指を引っ張る仕草。レフェリーに薬指が立った状態を一瞬指を見せると、重症と判断したレフェリーは試合中断ではなく、レフェリーストップで試合を止めた。
すぐにリングドクターが処置し、指が曲がるようになったミナコフは試合続行をアピールしたが、レフェリーストップは覆らず、ソウマののTKO勝ちとなった。
この怪我についてスローで見ると、ソウマの右の蹴りをミナコフが左手で払おうとした時、指が太ももあたりにぶつかり、その瞬間、薬指が立っている。応急処置で曲がるようになったことから脱臼と考えられる。
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