【UFC】ピョートル・ヤン、ダウン奪う猛攻で暫定王者に!サンドヘイゲンとの打撃戦を制す
WME-IMG
『UFC267』
2021年10月31日(日・日本時間)アラブ首長国連邦・アブダビ/エティハド・アリーナ
▼バンタム級暫定王座決定戦
〇ピョートル・ヤン(ロシア)
判定3-0 ※三者とも49-46
●コーリー・サンドヘイゲン(アメリカ)
※ヤンが暫定王者に
ヤンは15勝2敗で昨年元フェザー級王者のジョゼ・アルドをTKOで破りバンタム級のベルトを巻いたが、初防衛戦でアルジャメイン・スターリング相手に反則となる3点ポジション(両手両足の4点のうち、3点が地についている状態)でのヒザ蹴りを行い、失格処分でベルトを失っていた。
対するサンドヘイゲンは今年2月に元ライト級王者のフランキー・エドガーを秒殺KO。7月のT.J.ディラショー戦はスプリットで判定負けしたものの、復帰した元王者を相手に善戦した。
当初、現王者スターリングとヤンのダイレクトリマッチが本大会で行われる予定だったが、スターリングの4月に手術を行った首の状態が、まだ試合できるレベルになっておらず、スターリングが欠場。さらにサンドヘイゲンに勝利したディラショーも膝の手術により試合ができず、今回の暫定王座戦の措置がなされた。
1R、サンドヘイゲンはノーモーションの右ショートやヒザなど多彩な攻撃を見せる。対するヤンはガードをしっかり上げつつ強いパンチを振る。終盤ヤンのローにサンドヘイゲンの足が流れる。
2R、ヤンのミドルが音を立ててヒットするがサンドヘイゲンは冷静に距離を測りつつ細かいパンチを出す。じりじりとプレッシャーをかけるヤンは一発一発が強い。サンドヘイゲンは力の抜けた長いパンチ、タックル、そして飛びヒザ蹴りをヒットさせる。
3R、ヤンの右バックブローがヒットし、さらに左フックを当てるとサンドヘイゲンがダウン。サンドヘイゲンは足でパウンドを防ぐとヤンの脚を掴んで立ち上がる。ヤンはなおも前に出てワンツーを振る。
4R、プレッシャーを強めるのはヤン。サンドヘイゲンはジャブを突き、飛びヒザも見せるがヤンは構わず前に出るとワンツーでサンドヘイゲンの顔を跳ね上げる。
5R、やや手数の減ったヤンだがプレッシャーは緩めない。サンドヘイゲンも遠間からジャブを突くがあまり攻めには出ない。ヤンはワンツーや左右のフック、バックブローも混ぜて前へ出るが、サンドヘイゲンを捉えるには至らない。最後はヤンのバックスピンキックにサンドヘイゲンは飛びヒザで応戦したところで終了。判定は3-0でヤン。プレッシャーをかけ続けてサンドヘイゲンを下し、暫定王座を手に入れた。
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