【UFC】アンカラエフが7連勝。ストライカーのオーズデミアからダウンを奪い判定勝利
WME-IMG
『UFC267』
2021年10月31日(日・日本時間)アラブ首長国連邦・アブダビ/エティハド・アリーナ
▼ライトヘビー級マッチ
〇マゴメド・アンカラエフ(ロシア)
判定3-0 ※30-27×2、29-28
●ヴォルカン・オーズデミア(スイス)
アンカラエフは無敗のまま引退した元ライト級王者、ハビブ・ヌルマゴメドフと同じロシア・ダゲスタン共和国出身のファイター。サンボやグレコローマンレスリングをベースとし、戦績は15勝1敗。UFC初参戦でポール・クレイグ相手にキャリア初黒星を喫したが以降は6連勝と波に乗っている。
対するオーズデミアは、アリスター・オーフレイムと共にオランダの名門、ゴールデングローリーでキックを学び、プロキックでは5戦全勝の成績を持つストライカー。これまで17勝のうち12のKOがあり、かつ7試合は1分以内で試合を決めているハードパンチャーだ。前戦ではRIZINでも活躍したイリー・プロハースカに敗れている。
1R、サウスポーのアンカラエフにオーソドックスはオーズデミア。前手での探り合いからワンツーフックはアンカラエフ。オーズデミアはプレッシャーをかけると右ストレートで前へ出て、タックルに来たアンカラエフに飛びヒザを見舞う。しかしアンカラエフは組み付くと四つの展開に持ち込む。オーズデミアは突き放して再びスタンドへ。するとアンカラエフの左ストレートでオーズデミアがダウン。すぐ立つもアンカラエフはさらに左ハイを当てる。ジャブのオーズデミアに対し、前蹴りで距離を取るアンカラエフはジャブ、ストレートを飛ばす。
2R、ローを当てるオーズデミアにアンカラエフは首相撲からヒザ。サウスポーにスイッチしたオーズデミアに対し、アンカラエフもオーソドックスにスイッチ。互いに細かくスイッチを繰り返しながらパンチの距離を測っていく。オーズデミアのローにアンカラエフの足が流れるが、次のローに合わせてアンカラエフはタックル、スタンドでバックについて太ももへヒザを入れると離れ際に左フックを放つ。
3R、オーズデミアはロー、ハイ、アンカラエフはミドルと互いに蹴り合う。近距離でパンチの交錯となるとアンカラエフの右フックが当たる。タックルも見せるオーズデミア、同じモーションからオーバーハンドのパンチを振るがアンカラエフはその打ち終わりにパンチを返す。強打を警戒してかなかなか手数が出ないオーズデミア、頭を下げてオーバーハンドを当てるがダメージは与えられない。最後はアンカラエフがタックルに行ったところで試合終了。判定は3-0でアンカラエフ。ダウンを奪い、連勝を7に伸ばした。
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