【UFC】カーフを効かせたブルゴスがクアランティーロに判定勝利
WME-IMG
『UFC 268』
11月7日(日・日本時間)米国ニューヨーク州ニューヨーク/マディソン・スクエア・ガーデン
▼フェザー級マッチ
〇シェーン・ブルゴス(米国)
判定3-0 ※三者共に29-28
●ビリー・クアランティーロ(米国)
“ハリケーン”の異名を持つブルゴスは13勝3敗、5KO・5一本と打撃でも寝技でも試合を決められる力を持ち、6勝を1ラウンドフィニッシュしている。しかし現在2連敗中と後がない状況。
対するクアランティーロUFCの登竜門であるダナ・ホワイト・コンテンダーズシリーズで勝利してUFCと契約。これまで16勝3敗、7KO・5一本と高いフィニッシュ力を持ち、ブラジリアン柔術黒帯ながらUFC4戦のうち2試合でKO勝利している。
1R、頭を下げてジャブ、右のオーバーハンドで入ってくるクアランティーロ。ブルゴスはしっかりと見ながら左フックを返すと胴に組み付きテイクダウンを狙う。四つで組みつつ相手の足を踏んでいくブルゴス。離れると互いにジャブ。アッパーも振っていくクアランティーロにブルゴスはジャブを突きつつ合間にはローも混ぜる。タックルに来たクアランティーロだがブルゴスも脇を差し返す。するとクアランティーロが入ってきたタイミングでブルゴスは右ショートのカウンター。真下に落ちるようにヒザをついたクアランティーロだが、バランスを崩しただけかすぐに立つ。
2R、右を交錯させる両者。速いワンツーはクアランティーロ。だがブルゴスはしっかりと見てガードする。ブルゴスのインローで足が流れるクアランティーロ。さらに前へ来たクアランティーロにブルゴスはカーフを蹴ってバランスを崩させる。プレッシャーをかけるのはブルゴス、しっかりとクアランティーロのパンチを見切って打ち終わりにパンチ、ローを返す。パンチから組みに行くクアランティーロだがテイクダウンは取れず。ほぼパンチ一辺倒のクアランティーロに対しローも混ぜるブルゴス。次第にブルゴスのパンチが当たり始めると、終盤は右ストレートを何発も当てぐらつかせる。
3R、開幕からブルゴスの右ストレートが当たる。カーフを効かされ足元がおぼつかないクアランティーロだが何とか前へ出てタックルに行く。スタンドでバックに付くと引き込みながら足関節も狙うがブルゴスは脱出する。クアランティーロの攻撃を冷静に捌くブルゴス。クアランティーロは組みが多くなるがブルゴスはしっかりと対応すると距離を取ってパンチ、ヒザを当てる。最後は組みでもブルゴスがやや優勢となり終了。判定は全員がブルゴスを支持。打撃で確かなテクニックを見せて勝利を収めた。
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