【RISE】YA-MANが”人獣”中村寛からダウンを奪い殴り勝ち!衝撃の生い立ちからのメッセージ
RISEクリエーション株式会社
『Cygames presents RISE WORLD SERIES 2021 OSAKA.2』
2021年11月14日(日)丸善インテックアリーナ大阪
▼第12試合 ライト級(-63kg) 3分3R延長1R
◯YA-MAN(TARGET SHIBUYA/同級7位)
判定3-0 ※三者とも29-28
●中村 寛(BK GYM/第6代DEEP☆KICK -60kg王者)
中村は獣を想起させる荒々しい戦い振りから”人獣”の異名を取るファイター。関西を主戦場にデビューから8戦8勝8KOのレコードをたたき出した。今年9月の『RISE WORLD SERIES 2021 YOKOHAMA』において、直樹が白鳥大珠に勝利した後のリングに乱入。直樹に11月大阪大会での対戦を要求していた。
対するYA-MANは、ストリートファイトで鳴らした剛腕を武器に活躍。今年5月に導入されたオープンフィンガーグローブ(以下OFG)ルールに参戦すると才能を開花させ、山口侑馬、北井智大といった格上のファイターを次々となぎ倒した。前戦9月の一夜明け会見では、リング上に乱入した中村を批判し、「チャンピオンの前に俺」と対戦を要求していた。
1R開始直後、いきなり互いの右フックのフルスイングからスタート。サウスポーの中村がノンストップで左右フックをブン回し、オーソドックスのYA-MANをコーナーに追い詰める。直後、YA-MANの振るったフックがカウンター!中村が横薙ぎに崩れ落ちる。
中村は即座に立ち上がり、YA-MANにグローブを向けてニヤリと笑う。
再開するとYA-MANが右ストレートから左フックで中村をグラつかせる。中村もボディを振ってよけようとするが、仇となりカウンターでもらいまくる。フラフラになる中村。クリンチしようとする中村にYA-MANが大振りフックを振り回す。
この展開が1R終了まで続き、中村は時折パンチで攻めるものの、クリンチで立っているのがやっとの状態に。ゴングが鳴り、なんとかコーナーに辿り着く中村。
2R、仕留める気で前進するYA-MANに、今度は中村がブン回しフックのカウンター。両者大振りフックの打ち合いが続くが、中村の左フックがヒットし、YA-MANの動きが止まる。さらに打ちおろしの左をヒットさせる中村。YA-MANはバランスを崩しながら、しかし倒れずパンチを放つ。中村がボディにヒザも放つ。
3R開始前に、吠えるYA-MAN、中村も楽しそうな笑顔だ。リングの中央に走り寄ると、了解しあったかのような、脚を止めての殴り合い。YA-MANの右フックに中村のアゴが上がる。YA-MANが右ミドルやヒザと、蹴りを増やし始める。
何かを狙っているかようにガードしていた中村が瞬時、飛び込むような左フック。さらにヒザを刺し、乱打戦へ。
ヒートアップした中村が投げを放ち、イエローカードが出される。殴っては掴んで投げ、レフェリーまで倒れる喧嘩ファイトだ。
最後は中村が怒濤のパンチラッシュ。YA-MANは絶叫し右ミドル。ここでゴング。
判定は3者ともに29-28。YA-MANが怒濤の喧嘩ファイトに殴り勝った。
YA-MANはマイクで「お母さん、育ててくれてありがとうございます」と母親へ向かって感謝のメッセージ。さらに「自分の家庭は結構複雑で、お父さんポン(※薬物)中で刑務所行ったりしてて。おじいちゃんおばあちゃんも養育費持ってどっか行っちゃうし。でもこうやって、オープンフィンガーで一日で人生変えられるんで」と衝撃の養育歴を吐露。
そして「もしこの中に俺ってなんか不幸だなと思ってる人がいたら、自分でしか自分の道切り開けないと思うんで。切り開いて行って下さい。お母さん、育ててくれてありがとうございます」とメッセージした。
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