【RISE】原口健飛が敗北、65kgキック“世界最強”ペットパノムルンの厚い壁
RISEクリエーション株式会社
『Cygames presents RISE WORLD SERIES 2021 OSAKA.2』
2021年11月14日(日)丸善インテックアリーナ大阪
▼メインイベント SuprerFight! -65kg契約 3分3R延長1R
◯ペットパノムルン・キャットムーカオ(タイ/Kiatmuu9/GLORY世界フェザー級王者)
判定3-0 ※30-29、30-28×2
●原口健飛(日本/FASCINATE FIGHT TEAM/RISE DEAD OR ALIVE 2020 -63kgトーナメント優勝)
【フォト】ペットの蹴りがカウンターで原口の水月にクリーンヒット!
原口は20年1月にライト級王座をKOで獲得すると、8月にはRIZINで大雅にKO勝ち。さらに10月のRISE DEAD OR ALIVE 2020 -63kgトーナメントで優勝し、今年3月には白鳥大珠との”因縁の対決”を2度のダウンを奪う完勝で制した。RISEの新エースと言うべきファイター。
昨年2月にはペットパノムルン・キャットムーカオとの対戦が決定していたが、長引くコロナ禍で延期となっていた。前戦は9月”仮想ペットパノムルン”として、タップロン・ハーデスワークアウトと対戦し、3R TKOで下している。
そのペットパノムルンは、2018年5月『GLORY 53』で、その前年に野杁正明に勝利したアブデラ・エズビリを左ミドルキックで滅多打ちにした後、左ハイキックでKO勝ちを収め、この試合で2年連続GLORY年間最高KO賞を受賞。
現在までGLORYで勝ちを重ねており、王座を4度防衛している、生きる伝説とも言える選手だ。65kgの階級では世界最強と言われる。
1R、互いにサウスポーの両者。ペットパノムルンが即座に原口をロープに詰めては、鋭いロー連打からパンチ、さらにハイキックを繰り出す。ペットパノムルンの勢いで原口がこかされる。ロープに詰めてはミドル、ロー、ヒザを繰り出してはこかし続けるペットパノムルン。
原口もハイキックを出すが、ペットパノムルンはすかさず得意の飛び込む右ミドルを当ててゆく。原口に蹴らせては、詰めてロープでワンキャッチからのヒザを入れるペットパノムルン。
2R、原口の飛び込んでの左フックをかわしたペットパノムルンは、またも詰めては飛び込むようなテンカオ。かかと落としなど大技も繰り出すペットパノムルン。
ペットパノムルンは笑顔でミドルを繰り出しては、さらにキャッチしヒザ。レフェリーが両者を離す。原口はこのワンキャッチ・ワンアタック作戦に、パンチも蹴りも潰される。
終盤、ペットパノムルンが左フックを原口に入れると、組んでヒザを連打。ここでイエローカードを取られた。
3R、圧力をかけ続けるペットパノムルンの左ストレートも原口に入る。ワンキャッチのヒザ攻撃は続き、原口がくの字になる場面も。笑顔でヒザを出すペットパノムルン。
終盤、原口がパンチの手数を出すも、ペットパノムルンは流し気味。ゴングが鳴るとペットパノムルンは笑顔で右手を上げ、原口はロープにうつぶせにもたれかかった。
判定は30-29、2者が30-28。ペットパノムルンが原口を相手に、貫禄の完封勝利をしてみせた。
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