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【ビッグバン】超ヘビー級のぶつかり合い、坂本英則が実方宏介をテクニックで下す

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2021/11/15(月)UP

迫力の打撃戦は坂本英則が競り勝った

ビッグバンプロモーション
『Super Bigbang 2021』第2部
2021年11月14日(日)神奈川・横浜武道館

▼メインイベント第2試合 ヘビー級 ビッグバンルール 3分3R
●実方宏介(真樹ジムAICHI/Bigbangヘビー級王者)
判定0-2 ※29-29、29-30、28-29
〇坂本英則(修実館/J-NETWORKヘビー級王者)

実方が怒涛の攻め

 メインイベント第2試合はヘビー級戦の王者対決。Bigbangヘビー級王者の実方は126kgの巨漢ながらタイ人トレーナー仕込みのムエタイテクニックを武器とするヘビー級ファイター。主戦場にしているBigbangでは第2代ヘビー級王者に就く。今年3月28日『K’FESTA.4 Day.2』でK-1初参戦を果たすも、プロボクシングからの復帰を果たした京太郎に2R KO負け。今年7月のK-1福岡大会では丸山公豊を左ハイキックで下して、周囲を驚かせた。

 J-NETWORKヘビー級王者・坂本英則(修実館)は、今年7月の『KROSS×OVER 13』で、ちゃんからダウンを奪い、再起戦を勝利で飾ったばかり。実方との対戦で、さらなる飛躍を目指す。

坂本の胴回し回転蹴り

 1R、坂本はジャブからローキック、ワンツーを放つなどプレッシャーをかけていく。どっしりと構えた実方は、右から左フックを放ちKOを狙う。これを紙一重でかわした坂本は、前蹴りからローキックへつなぐうまさを見せた。

 2R、坂本は前蹴り、ローキックとコンビネーションで攻撃。バックブローを放つ実方。同じ技を返す坂本。さらに坂本は、胴廻し回転蹴りで攻撃。実方はワンツーで追い込む。さらにバックブローでKOを狙うが不発に。

坂本が判定で勝利

 3R、勢いに乗る坂本は、前蹴り、ローキック。実方のフックをかわし、フックを返す。ジャブをついてローキックを放つ坂本。ヘビー級とは思えない細かい攻防となる。実方は、前へ出てパンチを放つも、なかなかクリーンヒットしない。最後は坂本の胴廻し回転蹴りをもらいそうになる。KO必至かと思われた対決は、判定決着へ。2-0で坂本が勝利。 

 坂本は、「ベルトがかかっていると思ったんですけど、なかったんですね。次は、よろしくお願いします」と挑発した。

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