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【RIZIN】沖縄出身にっせーが新鋭の古賀愛蘭を下して、地元ヒロインが主役になる

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2021/11/20（土）UP

にっせー（右）が新鋭・古賀に競り勝った

RIZIN FIGHTING FEDERATION
『RIZIN.32』
2021年11月20日（土）沖縄アリーナ

▼第5試合 RIZIN 女子MMAルール：5分 3R（49.0kg）
〇にっせー（フリ―）
判定2-1
●古賀愛蘭（TEAM FAUST）

　沖縄出身のにっせーは、女王しなしさとこを破って注目を集めたが、大島沙緒里ら強豪相手に激闘を繰り広げるも連敗。しかし、今年9月には出産から復帰した古瀬美月をTKOに破り再起を果たした。

　対する古賀は日本拳法高校優勝を引っ提げて今年7月にデビューし、パンナコッタみのりをわずか18秒、左フック一撃でKO。鮮烈なデビューを飾ったばかり。続く10月にはパウンド地獄で無敗の竹林愛留に判定勝利を収め、勢いそのままに大舞台へ臨む。

　1R、動き回る古賀。にっせーはプレッシャーをかけながら、蹴りでけん制。古賀は右ストレート。にっせーは右ローキック。古賀は左フック。これをにっせーはガードを固めて辛うじてディフェンスする。ステップを踏む古賀。にっせーが組みついて、差し合いの展開に。
　コーナーへ押し込むにっせーは、ヒザ蹴り連打でテイクダウンを狙う。鼻血が出ている古賀は回転して、体勢を入れ替える。にっせーが倒そうとするが、古賀が立ち上がって耐える。ヒザ蹴り、内股で投げたにっせー。古賀は体勢を入れ替えるが、スタンド勝負へ。ダブルレッグに成功したにっせーは、ヒールを狙うが古賀が外したところでラウンド終了。

　2R、接近するにっせー。古賀はステップで距離を取りつつ、パンチで攻撃。にっせーは、パンチをガードしながら組みついてコーナーへ。回転して古賀がコーナーへ押し付ける。ヒザ蹴りのにっせー。古賀はローキック。にっせーはハイキック。ジャブをつく古賀。にっせーは、右フックから組んでコーナーへ押し付ける。
　ダブルレッグからテイクダウンに成功するにっせー。立ち上がる古賀に対して、にっせーはサイドにつく。離れる両者。古賀は左、右のパンチ、さらにフロントチョークを狙う。ここから逃げたにっせーは、腰投げで投げる。トップポジションを取ろうとしたが、古賀が上になったところでゴング。

　3R、左右にステップする古賀。ハイキックからパンチを狙うにっせー。古賀もパンチ、右ローキックで攻撃する。近づくにっせーに、古賀は小さいパンチとローキック。古賀が右ストレート、にっせーも右を合わせる。立ち技の攻防が続く。
　古賀がバックブロー。これが不発でにっせーが組みついてコーナーへ。テイクダウンに成功したにっせーは、サイドについてポジションを取りに行く。古賀はフロントチョークを狙いつつ、ヒザ蹴り。離れた両者。古賀が右、左フック。
　にっせーは、右を打ちながらサイドをつきバックドロップのように投げるが不十分で古賀が上に。離れた両者は、打ち合い。足を滑らせて転倒しそうになる古賀に、にっせーがパンチ連打。古賀がフロントチョークを狙ったところで試合終了。判定は、2-1でにっせーが勝者となった。