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【ONE】若松佑弥が5連勝でタイトル戦をアピール!中国のヨンを総合力で圧倒

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2021/12/03(金)UP

右ストレートを当てる若松©️ONE

ONE Championship
『ONE: WINTER WARRIORS』
2021年12月3日(金・日本時間)シンガポール・インドアスタジアム

▼総合格闘技 フライ級
●フー・ヨン (中国)
判定0-3
〇若松佑弥(日本)

テイクダウンを奪いグラウンドでも圧倒する若松©️ONE

 若松はONEチャトリ代表に「将来、世界王者になれる」と言わしめたONE日本若手エース。パンクラス9勝1敗の活躍で18年9月からONEに参戦。元UFCフライ級王者でONEフライ級GPを制したデメトリアス・ジョンソン(米国)に一本負けするなど世界の壁にぶつかったものの、現在4連勝中。前戦となる今年4月には、タイトル戦経験を持つ実力者リース・マクラーレンに快勝した。

 対するフー・ヨンは、ONEの中国版登竜門大会「ONEヒーローシリーズ」からの本戦勝ち上がり組。散打をベースとするストライカーで、今年3月のONEデビュー戦では、ヨッカイカー・フェアテックスを下し、5連勝と波に乗っている。

5連勝を飾った若松©️ONE

 1R、遠い間合いから若松が強烈なロー、そしてタックルからテイクダウンも奪う。スタンドになると思い切り飛び込んでパンチをフルスイングするヨンだが、若松は余裕をもってかわすと強い右ローを3発、4発と叩き込む。するとこれが効いたかヨンの左足がもつれるようになる。若松は得意の右ストレートや、それをフェイントにしてのタックルを決める。しかしヨンも強引に立って体勢を戻す。

 2R、左右のパンチを振って突進してくるヨンを若松はバックステップで捌く。若松は右ストレートを狙いつつまたも組んでテイクダウンに成功。サイドポジションから細かくパウンドを落としていく。ヨンはブリッジから立つも若松はすぐに再びテイクダウン。終盤はヨンがトップを取る場面もあったがほぼ若松がペースを支配。

 3R、ヒザへの関節蹴りも見せるヨンだが、若松がパンチに来るかタックルに来るかが読めず簡単に倒される。バックを奪うなど組みでは若松が圧倒するがヨンはフィジカルで下から脱出。終盤、若松の右ストレートが当たるがヨンは強気に打ち返してくる。試合は判定となり3-0で若松。得意の打撃だけでなく、組み技の上手さも見せ連勝を5に伸ばした。

 試合後マイクを持った若松は「倒すのが自分のスタイルで、試合前までは倒そうと思ってたんですけど、新しい自分が見たくて、寝技でも圧倒してコントロールして勝てるんだぞというところを見せたかった。チャトリ(シットヨートン・CEO)さんどうですかね? 次アドリアーノ(モラエス・フライ級王者)とやらせてください」とタイトルマッチをアピールした。

▶︎次ページは【動画】若松の強烈なカーフキック&右ストレート!

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