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【K-1】高梨knuckle美穂がデビュー以来9戦全勝、新鋭・美伶との接戦制す

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2021/12/04(土)UP

高梨(右)が接戦を制した

K-1実行委員会
『K-1 WORLD GP 2021 JAPAN~スーパー・ウェルター級&フェザー級ダブルタイトルマッチ~』
2021年12月4日(土)エディオンアリーナ大阪

▼第3試合 スーパーファイト/K-1女子ミニマム級/3分3R・延長1R
○高梨knuckle美穂(日本/Y’ZD GYM)
延長判定3-0  ※三者とも10-9
●美伶(日本/WARRIOR OSAKA)
※本戦判定は30-29、30-30、30-30

 高梨は女子離れした破壊力を武器にここまで8戦 8勝(2KO) 0敗 0分。元Krush女子アトム級王者であり、20年にベルトを返上してミニマム級に転向。MIOやMARIなどの強者に勝利している。
 対する美伶は、空手時代は様々な大会で実績を残し、K-1アマチュアで優勝。19年11月にプロデビュー後、2連勝中。

 1R、高梨が右ロー、ミドルを散らしていく。美伶はステップを踏みながらサウスポーにスイッチする。美伶は右カーフキックや左ローを高梨の前足にヒット。2R、左ジャブで牽制する美伶に、高梨は右ミドルをヒットさせる。飛び込んでのフックを見せる美伶に、高梨はワンツーを返す。

 3R、前進する高梨は左右のフックから右ミドル。近距離となった両者。左右のボディ打ちを放つ高梨に、美伶は右ストレートを返す。コーナーに詰めた高梨が、パンチの連打。美伶も下がらずに右ストレートを見舞う。終盤は両者のフックの相打ちに。

 本戦では決着がつかず。延長Rに突入する。

 延長R、高梨が左ストレートで前に出る。美伶は近距離で右ストレート。細かいパンチをまとめる高梨。美伶が右フックを見舞うが、パンチの手数では高梨が上回る。右ミドルを蹴る高梨。終了のゴングが鳴った。ジャッジは3者が高梨を支持、高梨が新鋭を下してデビュー以来の連勝記録を9に伸ばした。

※全試合結果はこちら

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