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【K-1】大沢文也が延長判定勝利、弘輝をベテランのテクニックで振り切る

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2021/12/04(土)UP

大沢(右)がテクニックで延長戦を制した

K-1実行委員会
『K-1 WORLD GP 2021 JAPAN~スーパー・ウェルター級&フェザー級ダブルタイトルマッチ~』
2021年12月4日(土)エディオンアリーナ大阪

▼第5試合 スーパーファイト/K-1ライト級/3分3R・延長1R]
○大沢文也(日本/TANG TANG FIGHT CLUB/team JOKER)
延長判定3-0 ※3者とも10-9
●弘輝(日本/team ALL-WIN)
※本戦判定1-1(29-30、30-30、30-28)

 大沢は卓越したテクニックを武器に、K-1 WORLD GP 2018 K-1ライト級世界最強決定トーナメント準優勝の実績を誇る。今年7月には卜部功也と対戦したが、惜しくも判定負けした。対する弘輝は、関西出身でKrushで打ち合い上等のスタイルを見せていたが、ステップワークを駆使した戦い方へモデルチェンジを果たしている。

 1R。両者ともサウスポー。距離を取る大沢に弘輝が前に出る。左ハイキックを蹴る弘輝に、大沢はオーソドックスで右ロー。右ストレートを見舞う大沢は、弘輝をプッシング。2R、ガードを固めた弘輝は大沢をロープに詰める。大沢は左ボディフックを放つ。アグレッシブに攻める弘輝は、細かいパンチをガードの上からまとめる。奥足への右ローを放つ大沢。

 3R、コーナーに詰めてヒザ蹴りを見舞う弘輝に、大沢は右のローキックで応戦する。右のミドルをボディの蹴り込む大沢。アグレッシブに前に出る弘輝。本戦では決着が付かず延長戦へ。

 延長R、ガードを上げて前に出る弘輝はヒザ蹴りを見舞う。大沢は右ローで応戦。ステップを踏む大沢は、飛び込んでの右ストレートをヒット。弘輝は後半につれて圧力が若干弱まる。大沢はステップを使いながら徹底的にアウトボクシングを貫き、左右のフックを的確にヒット。ベテランのテクニックで弘輝を振り切り、3-0で判定勝利を掴んだ。

※全試合結果はこちら

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