【RIZIN】DEEP王者・武田光司が貫禄の一本勝ち!MMA3戦目ベイノアはダウンを奪う健闘も
RIZIN FIGHTING FEDERATION
『Yogibo presents RIZIN.33』
2021年12月31日(金) さいたまスーパーアリーナ
▼第10試合 RIZIN MMAルール(71.0kg)5分3R
○武田光司(BRAVE)
一本 2R 4分12秒 ※アームバー
●“ブラックパンサー”ベイノア(アメリカ/極真会館)
武田はレスリングの全国的な強豪として名を馳せ、17年にMMA転向後は勝ちを重ね、18年にはDEEPライト級王者・北岡悟と血まみれの打ち合いを展開し判定勝利で王座を奪取。その後、大原樹理に一本勝ちで王座を防衛すると、昨年9月のRIZINでは修斗世界ライト級王者の川名TENCHO雄生に判定勝ち、今年3月のRIZINでは現パンクラス王者の久米鷹介との激闘を制し強豪に連勝。続く9月のRIZINでは矢地祐介と接戦も判定で敗れ、今回が再起戦となる。
対するベイノアは極真全日本軽量級覇者でキックボクシングのRISEウェルター級王者。今年6月にMMA初挑戦でRIZINに参戦すると、元DEEPフェザー級王者・弥益ドミネーター聡志に大健闘も2-1のスプリット判定で敗れたが、11月のRIZIN沖縄大会では初代GRANDウェルター級王者ロクク・ダリに右のパンチ一撃で逆転KO勝利し、常々アピールしてきた大みそか参戦を決めた。
1R、ベイノアはオーソドックスから左ロー、右ミドルとサウスポーの武田に当てる。しかし、武田は強引に組みつき、バックへ回って低空ながらジャーマンスープレックス。そこからアームロックを仕掛ける。ベイノアが立とうとすると、武田は先回りし、再び背後に回ってもう一度ジャーマンスープレックス。
武田はマウントポジションとなってパンチを振るい、バックに変わって腕十字を狙うが、ベイノアはここで立ち上がり、武田はベイノアを抱え上げて投げ落とし1Rを終える。
2R、ベイノアは距離を取って右ロー、右ミドルを入れ、武田が組みに来たところに右ストレートをクリーンヒットさせる。ベイノアは再度右ストレートを決め武田はフラッシュダウン。
しかし立って組みついた武田はベイノアをコーナー際に運び、そこからリフトしてテイクダウン。武田はグラウンドでベイノアをコントロールして立たせず、マウントポジションから腕十字→裏十字の形でタップを奪い勝利した。
勝利した武田は「僕の友達が6月ぐらいにガンになって、余命が1週間ぐらいって言われていたんですけど、俺も格闘技頑張るからお前も頑張れって言ったらなんとか生き延びて退院できたので、いまコロナで厳しい人もいると思いますけど、頑張る奴もいるので、みんなこれからも頑張っていきましょう」とメッセージを送った。
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