【RIZIN】48歳の元警察官・関根シュレック、日本最強・シビサイに根性ファイトでTKO勝利!「プロレス、警察官、昭和生まれ、最強!」と雄叫び
RIZIN FIGHTING FEDERATION
『Yogibo presents RIZIN.33』
2021年12月31日(金) さいたまスーパーアリーナ
▼第9試合 RIZIN MMAルール(120.0kg)5分3R
●シビサイ頌真(パラエストラ東京)
TKO 2R 2分9秒 ※鉄槌連打
○関根“シュレック”秀樹(ボンサイブルテリア)
シビサイは、今年6月の『RIZIN.28』でスダリオ剛と対戦して3Rチョークスリーパーで勝利を収め、人気急上昇中。現在日本人のヘビー級ではトップの実力を持つ。
対する関根はプロレスラー、柔術全日本王者でサブミッションのスペシャリスト。昨年2月に行われた『RIZIN.21』でのロッキー・マルティネス戦以来のRIZIN参戦となる。現在48歳の”アラフィフ”ファイターだ。元警察官で、プロレスのリングにも上がる異色な経歴を持っている。
ともに格闘技イベント「巌流島」に参戦したこともあり、「いずれは戦うと思っていた」とシビサイが語っていたように、関根とは場所を変えた宿命の戦いといえるだろう。
1R、いきなりタックルに行く関根。シビサイはこれを切り、マウントへ。腕十字を狙う関根だが、シビサイは立ち上がり、ヒザ蹴りのラッシュ。転んだ関根に、更にサッカーボールキックを放つシビサイ。
シビサイはグラウンドでもヒジを冷静に打ち込み、さらに腕・三角を狙う。さらにシビサイは立ち上がっては踏み付け!さらに関根の頭を抱えてはヒザ、鉄槌と流れるように攻撃をやめない。
ここで立ち上がった関根が、バックを取り、ジャーマンスープレックス!上を取った関根は、吠えるような声をあげながら鉄槌やヒジを入れる。
2R、関根が「よし来い!」と叫ぶ。大振りのフックを振り回す関根。そのままタックルに入った関根は、シビサイにがぶられるも、再び打ちおろしの右フックを放つ。
雄叫びをあげながら振り回す関根に、シビサイは持て余し気味か、手数が出ない。
さらに関根が引き込んでは上を取ると、サイドからヒザ、鉄槌を叩きつける。疲れか、ジャーマンのダメージが残っているのか、なすすべもなく貰い続けるシビサイ。延々と続く鉄槌攻撃に、ついにレフリーが試合を止めた。
48歳・関根が”日本ヘビー級最強”とも言われるシビサイをTKOで下した。
関根は大の字にひっくり返し、シビサイも動けない。双方がノックダウンされたようだ。関根が涙を流しながら、シビサイと抱き合った。
マイクで関根は「勝って言いたかったことは3つある。一つは、UWF、プロレス、最強!2つ目は、今日大晦日、お正月でも働いてる警察官、最強!あとね、40代、50代、30代も60代も、まだまだ平成生まれに負けないね、昭和生まれ、最強!この3つを言いたかった」と3つの最強をアピール。
続けて「だけど、もっと言いたいことがある。俺みたいなアラフィフの親父でも、日本最強に、根性があれば勝てるんだよ。病気があっても根性があっても、YA-MAN君もさっき言ってたけど、諦めずに生きていればいいことあるから。何か悩みがあったら、俺に言ってくれや」と満面の笑みで吠えた。
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