【IRE】オーバータイム3周目の末に石黒遥希が勝利
石黒（右）が杉内に勝利
『IRE(今成ロール・エクスタシィ) produced by 高橋“SUBMISSION”雄己』
2022年1月10日（月）配信・ABEMA
▼第2試合 当日計量51.5kg契約 1R7分
●杉内由紀（ポゴナクラブジムさいたま支部）
オーバータイム
〇石黒遥希（CARPE DIEM）
杉内はかつてクインテットで極めの強さを見せ3人抜きを達成。大晦日のRIZINで浜崎朱加を破った伊澤星花ともグラップリングで対戦し、ドローとなった過去がある。
石黒はメインイベントに出場する翔也の妹で、自身も昨年の全日本選手権を制した柔術王者。この大会では杉内と柔術ルールで対戦しており、石黒が1回戦で勝利している。果たしてルールを変えての再戦ではいかなる展開となるか。
ダッシュで向かった石黒だが、杉内が足を刈ってテイクダウン。杉内がヒールホールドを狙うが、石黒はアキレス腱固めで対抗。両者足関の攻防となり杉内はアンクルホールドを狙うが、石黒は上から掌打を振り下ろす。
両者グラウンドでの足関合戦に戻り、石黒がパスガードからマウントに。そこから掌打を振り下ろし、嫌がり背を向けた杉内の背後についてスリーパー。杉内が手を剥がしてくると、石黒は掌打を杉内の顔に放っていく。
ここで杉内が向き合って正対するが、石黒は下から腕十字。掌打も見せるが杉内はこらえて足関で反撃。石黒は掌打を振るって応戦しタイムアップとなる。
足関の掛け合いから勝負を決するオーバータイムで先攻の石黒は50/50を選択。杉内は足で石黒の体を押し、19秒でエスケープ。
後攻の杉内に対し石黒も体を回転しながらエスケープし、こちらも19秒。同タイムのためもう1周で勝敗を決することとなる。
しかし2周目も両者エスケープタイムが29秒。勝敗は3周目に委ねられる。
先攻の石黒は44秒、これに対し消耗の見られる杉内は39秒で石黒を逃がしてしまい、遂に石黒が勝利となった。
石黒は「オファー頂きありがとうございました。いつも練習して頂くみなさん、おかげでこうして勝つことができました。またこれからも勝つのでよろしくお願いします」と試合後のマイクで語った。
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