【ONE】元DEEP王者・和田竜光が貫禄勝ち、5連勝の中国人ファイターを完封
ONE Championship
『ONE: ONLY THE BRAVE』
2022年1月28日(金・日本時間)シンガポール・インドアスタジアム
▼フライ級
〇和田竜光(日本)
判定3-0
●ワン・シュオ(中国)
和田はDEEPフライ級王座を2度獲得。打撃・寝技・レスリング全てにおいて優れたオールラウンダーで、国内軽量級でトップクラスの実力を誇る。20年12月のヨッカイカー・フェアテックス戦では僅差の判定で敗れたが、昨年10月の「Road to ONE」で同じONEで活躍する竹中大地との激闘を制した。
対するワンは15勝5敗の戦績を持つムエタイスタイルのファイター。うち9つがフィニッシュ勝利(7KO・2一本)。現在5連勝と波に乗っており、ONEデビューとなった前戦ではヒジでKO勝利を収めている。
1R、スタンドでの探り合いから、和田はパンチを一発見せてからタックルでテイクダウン。立ってきたワンの背中に周り、バックを奪いグラウンドへ。“おたつロック”と呼ばれるオリジナルの足のフックでポジションをキープし、コツコツパウンドを落とす。しかしワンは瞬発力を使って向き直ると立ち上がってスタンドへ戻す。ヒジを放ってくるワンだが和田はカーフキックを当てて転倒させる。
2R、打撃勝負のワンに対して、和田はパンチとタックルを混ぜ多彩なアタックを見せる。細かくスイッチを繰り返しながら一発を狙うワンに和田はタックル。ケージ際でテイクダウンに成功するがワンは上手く立つ。スタンドになるとワンは下がることが多くなる。和田はカーフキックやワンツーを当てる。
3R、ヒザへの関節蹴りやローで、遠い距離を保とうとするワン。和田はタックルのフェイントや、タックルと見せてのストレートで前へ出る。ミドルキックも当てる和田、そしてタックルを決めるとサイドポジションも奪う。ヒザ、パウンドを落とす和田だがワンはケージに背中を預けて立つ。終盤はスタンド勝負も両者ビッグヒットはなく終了。
判定は3-0で和田、MMAファイターとしての完成度の違いを見せ、和田が危なげなく勝利を収めた。
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