【ONE】日本期待の箕輪ひろば、ヒジで斬られ顔面流血、元UFCブルックスに痛恨の完封負け
ONE Championship
『ONE: ONLY THE BRAVE』
2022年1月28日(金・日本時間)シンガポール・インドアスタジアム
▼ストロー級
●箕輪ひろば(日本)
判定0-3
〇ジャレッド・ブルックス(アメリカ)
箕輪は修斗ストロー級世界王者。高いグラップリング力を誇り、これまで13勝2敗(3KO・8一本)、これまでギロチンやリアネイキッドチョークなどで7勝を挙げており、絞め技を必殺技に持つ。20年11月にONE初参戦すると、リト・アディワン、アレックス・シウバと強豪勢を撃破し、タイトル戦線に浮上した。
対するブルックスはストロー級では世界トップの強豪ファイター。パンクラスにも参戦経験があり、その後UFCに参戦し現在より一階級上となるフライ級で2勝2敗。現UFCフライ級王者のデイヴソン・フィゲレードとは、敗れながら2-1のスプリット判定と接戦を演じた。19年12月のBellator Japanで、RIZINでも活躍するDEEP王者の越智晴雄に判定勝利。昨年11月にONEに初参戦すると、箕輪を苦しめたアディワンを持ち上げ豪快バスターで叩き落としチョークで戦慄の一本勝ちを収めた。
箕輪6連勝、ブルックス4連勝と互いに好調の中、勝てば王者・ジョシュア・パシオへの挑戦権へとつながるだけに互いに譲れない一戦となる。
1R、すぐに詰めてくるブルックス。顔面前蹴りからパンチラッシュを仕掛けるといきなり右フックが入り箕輪がダウン。ブルックスはトップを取ると逃げる箕輪にチョークを仕掛ける。
何とか脱出する箕輪だがブルックスは上から強烈なパウンド、ヒジを落とす。すると箕輪は額から出血。ブルックスは箕輪をケージに押し付けてなおもパウンドで攻め続ける。下からサブミッションやエスケープを試みる箕輪だがブルックスのキープは固く、防戦を強いられる。
出血で箕輪の顔はほとんどが赤く染まっている。終了間際になるとブルックスは立とうとした箕輪にヒザ!さらにギロチンを仕掛け、圧倒したままラウンドを終えた。
2R、ステップを使って詰めていく箕輪だが、ブルックスは強いワンツーを返す。箕輪も強気に打ち返しパンチを交錯させるがブルックスはここでタックルに行きテイクダウン。 しっかりと箕輪に背中をつけさせパウンドを落とすブルックスは、逃げて来た箕輪にリアネイキッドチョーク。
かなり入っているように見えたが箕輪は何とか外す。だがブルックスの攻勢は止まらない。トップをキープして主導権を譲らないままで2ラウンド終了。
3R、すぐに前進してワンツーのブルックス、箕輪をケージに押し込むと高々とリフトしてマットに叩きつける。箕輪は下から寝技で仕掛けるが、ブルックスの盤石とも言えるトップキープを崩せない。ケージに背を預けて立とうとする箕輪だが立たせないブルックス。
残り30秒のところで箕輪は何とか立つがブルックスのヒザがローブローとなり試合中断。声を上げてマットに転がる箕輪だが、しばらくすると何とか立ち上がる。そして再開となると箕輪は飛びヒザ、だがブルックスもワンツー、さらにバックブロー。組み合ったところで試合終了となった。判定は3-0でブルックス。日本期待の星を相手に何もさせず、世界の壁の高さを見せつけた。
▶︎次ページは【動画】箕輪が顔面流血、元UFCブルックスが飛びヒザ蹴りからギロチンチョーク!
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