【ONE】2階級同時王者デ・リダーがミドル級初防衛、ウエルター級王者からタップ奪い、柔術レジェンドに対戦要求
ONE Championship
『ONE: FULL CIRCLE』
2022年2月25日(日本時間)シンガポール・インドアスタジアム
▼ミドル級 世界タイトルマッチ
○ライニアー・デ・リダー(オランダ/王者)
一本 3R57秒 ※肩固め
●キャムラン・アバゾフ(キルギス/挑戦者)
※デ・リダーが初防衛に成功
【動画】抵抗むなしく最後は肩固めでなす術なくタップ!デ・リダーが一本勝ちの瞬間
ミドル級&ライトヘビー級の2階級同時制覇王者のデ・リダーが、ONE世界ウェルター級王者のアバゾフを挑戦者に迎えて、初防衛に挑む。
デ・リダーはブラジリアン柔術黒帯の高いグラップリング能力を武器にプロデビュー14戦全勝の快進撃。それまでONE重量級の顔で、ミドル級とライトヘビー級の王者だったアウンラ・ンサンと2度対戦し、20年10月のミドル級タイトル戦で一本勝ち、昨年4月のライトヘビー級タイトル戦で判定勝利した。
対するアバゾフは19年5月に岡見勇信のONEデビュー戦の相手を務め、岡見にTKO勝利。その後10月にONEウェルター級タイトル戦で、前王者のゼバスチャン・カデスタムに挑戦し、判定勝利で王座戴冠。20年11月に強豪ジェームズ・ナカシマをKOで下し、初防衛に成功した。MMA戦績は23勝3敗。
1R、デ・リダーがゴング&ダッシュで、アバゾフからテイクダウン成功。サイドポジションでアバゾフを抑え込むと、ヒジをアバゾフの顔面に叩き込み、アバゾフの額がカットし流血する。
アバゾフがスクランブルから立ち上がるも、デ・リダーがダースチョークの組みでアバゾフ組み根っこを押さえ、そこからヒザ蹴りを叩き込む。柔術黒帯のデ・リダーがグラップリングでアバゾフを圧倒する。
2R、再び開始早々から組んで倒すデ・リダー。マウント状態からヒジ、パウンドを叩き落とす。階級下から挑戦するアバゾフは必死に抵抗するも、全く手が出ない。体格、フィジカルの差が大きく出る。
終了間際、デ・リダーが肩固め!完全に極まるも、アバゾフはゴングに救われる。しかし、アバゾフはインターバル中、座ったままで、そのダメージは明らかだ。
3R、立っているのがやっとのアバゾフに、片足タックルからデ・リダーがテイクダウンし、マウントから再びの肩固め!すると、アバゾフは力なくタップアウト。
終始、試合をコントールし一本勝ちを決めたデ・リダー。ウェルター級王者アバゾフの挑戦を圧倒的な力で退け、ミドル級の初防衛に成功した。
5万ドル(約577万円)のパフォーマンスボーナスも手にしたデ・リダーは、昨年11月にONEと契約した“怪童”と恐れられる柔術界屈指のレジェンド、アンドレ・ガウヴァオンの名前を挙げ、3月の『ONE:X』での対戦を要求。
さらに、同時3階級制覇を目指し、ヘビー級タイトル戦線へ乗り込むことも宣言した。
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