【K-1】佐々木大蔵、“不沈鑑”トファネリにダウンを奪って貫禄の勝利
K-1実行委員会
『K-1 WORLD GP 2022 JAPAN~第3代スーパー・バンタム級王座決定トーナメント~』
2022年2月27日(⽇)東京体育館
▼第16試合 スーパーファイト/K-1スーパー・ライト級/3分3R・延長1R
◯佐々木大蔵(日本/K-1 GYM SAGAMI-ONO KREST)
判定3-0 ※三者ともに30-27
●ヴィトー・トファネリ(ブラジル/ブラジリアンタイ/闘英館)
佐々木は20年2月にはKrushで2階級制覇を達成。自身の戦いを”アート”と評し、不可思や大和哲也、安保瑠輝也、ゲーオ・ウィラサクレックなど数々の強豪たちと、持ち前のテクニックを武器にしのぎを削って来た。
前戦は元ライト級王者・林健太を下し、現在は8連勝中と波に乗る。
対するトファネリはブラジルで空手とキックの王者となり来日、ホーストカップやRISEで活躍した。”不沈艦”とも呼ばれるタフさが武器だ。
20年11月にK-1初参戦。野杁正明に判定で敗れたが、昨年3月のK-1二戦目で鈴木勇人にTKO勝利を収めている。しかし5月には林健太に3度のダウンを奪われTKO負けした。
1R、トファネリのプレッシャーに、佐々木は落ち着いてパンチをまとめ返す。中盤、トファネリの右カーフで佐々木が回転し尻もちをつく佐々木。
勢いづくトファネリに、佐々木も応じると、佐々木のパンチ連打からの左フックでトファネリが腰を落とし大きくよろけるダウン。立ち上がったトファネリは左右フックで詰める。
2R、挽回したいトファネリの飛び込みの右パンチが佐々木にヒット。さらにヒザで佐々木が動きを止める。
ここが攻め時とばかりにトファネリが大振りフックから右ミドルを効かせる。右フック、ヒザ、さらに伸びる右ストレートを被弾し続ける佐々木。
しかしラスト1分、佐々木が左右のショートを細かく入れまくる。さらに佐々木が細かく手数をヒットさせ続ける。トファネリは顔面にもらい続けるも、バックブローなど一撃を狙う。
3R、佐々木がコンパクトな動きで、コンビネーションから左フックを入れる。トファネリの右ローにも、カウンターでボディを入れる佐々木。ラスト1分、佐々木がジャブからヒザ、ミドルを的確にポイントを入れ完全に佐々木のペースに。ラスト10秒は打ち合いとなり試合終了。
ジャッジは3者ともに30-27で佐々木を支持。佐々木がタフなトファネリからダウンを奪い、巧みなボクシングテクニックで、ブラジルの空手家を完封した。
▶︎次のページは【動画】佐々木がパンチ連打でトファネリからダウンを奪う瞬間
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