【K-1】玖村修平、小澤海斗を撃破し”世代交代”をアピール!果敢なラッシュで押し切る
K-1実行委員会
『K-1 WORLD GP 2022 JAPAN~第3代スーパー・バンタム級王座決定トーナメント』
2022年2月27日(⽇)東京体育館
▼第7試合 【サイクリー Presents】スーパーファイト/K-1フェザー級/3分3R・延長1R
●小澤海斗(日本/K-1ジム三軒茶屋シルバーウルフ)
判定0-3 ※三者とも29-30
○玖村修平(日本/K-1ジム五反田チームキングス)
小澤は、K-1フェザー級創設時から武尊との激闘など、多くの試合で会場を沸かせてきたK-1の中心的存在。ここ最近は敗戦も経験し、悔しい時期も経験したが、21年9月のK-1横浜アリーナ大会では國枝悠太に判定勝利している。
対する玖村は、今大会のK-1スーパーバンタム級王座決定トーナメントに参戦する玖村将史の兄。NJKFバンタム級王座の戴冠歴を引っ提げK-1グループに継続参戦。昨年の12月、2度目のK-1大阪大会出場で才賀紀左衛門にKO勝利している。
1R、小澤がサウスポーで左ミドル。玖村は右のヒザ蹴り、ミドルとアグレッシブに攻める。小澤は右ロー、右のヒザ蹴りを返す。小澤が左ミドルで快音を響かせると、玖村は右ミドルを蹴り返す。小澤は左ロー。
2R、両者ともローの蹴り合い。左ミドル、ローを多用する小澤に、玖村も右ミドル、ローで応戦する。左フックを見舞う小澤が、左のヒザ蹴りを玖村のボディへ突き上げる。小澤が左のボディストレート。終盤、玖村が右ストレートをヒットさせて、左右のフックのラッシュ。小澤がガードを固めて、このラウンドを終える。
2Rを終わって、玖村が小澤をリードする展開に。小澤は逆転なるか。玖村が小澤を振り切るか。
3R、小澤が左のヒザ蹴りを玖村のボディへヒット。若干下がった玖村だが、右の三日月蹴りを返す。小澤が左のヒザ蹴りを多用。小澤が左フックをヒットさせて前に出るが、玖村もパンチの連打で押し返して、終了のゴングが鳴った。
小澤がヒザ蹴りで逆襲を狙ったが、玖村が耐え切り判定勝利。玖村が世代交代をアピールした。2Rに小澤にラッシュを仕掛けた場面が評価された形となった。成長著しい玖村がフェザー級戦線上位へ、殴り込みをかける。
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