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【RIZIN】竿本樹生が14連勝!6戦無敗の超新星・宇田との接戦を制す

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2022/03/20(日)UP

竿本(右)のパンチで宇田の顔が歪む

RIZIN FIGHTING FEDERATION
『RIZIN.34』
2022年3月20日(日)丸善インテックアリーナ大阪(大阪市中央体育館)

▼第8試合 RIZIN MMAルール(57.0kg):5分 3R
〇竿本樹生(BRAVE)
判定2-1
●宇田悠斗(総合格闘技道場HOPE)

腕を取られながら顔面を踏みつけようとする宇田

 竿本は宮田和幸が主宰するBRAVE GYM所属で現ZSTフライ級王者で17勝2敗の戦績。宮田仕込みのレスリング力と常に動き続けるスタミナを武器に現在13連勝中と2016年以来負け知らず。前戦では「RIZIN TRIGGER 1st」でGRACHAN王者の松場貴志を判定で下している。

 対する宇田は5勝1分けとキャリア無敗の新星。中学時代は柔道で県大会準優勝の成績を残し19歳でMMAの道へ。アマ12戦10勝でプロ昇格を果たすと修斗を舞台に活躍。昨年5月には元パンクラス王者の強豪・清水清隆を破るアップセットを起こし注目を集めた。

トップを奪取した竿本

 1R、いきなり走って突っ込んで行く竿本に宇田もパンチを打ち返す。そのまま組みの距離になると宇田がコーナー際でテイクダウンを奪う。下から両腕を抱える竿本に対し、宇田は腕を抜いてパウンド。すると竿本は下から腕十字。宇田は腕を取られつつ顔面を踏みつけにかかるが、竿本は腕を離さない。

 宇田は腕を抜くことに成功するが、竿本はスクランブルから立ってバックに付く。しかし宇田も逆にバックを取り返しまたもテイクダウン。すると竿本はまたも腕十字へ。クラッチを組んで防御する宇田、ここでゴング。

竿本が競り勝った

 2R、宇田がタックルでまたもテイクダウンに成功。竿本は下から足をきかせるが宇田のバランスが良く崩せない。オモプラッタを仕掛ける竿本は宇田の腕を固め、下から鉄槌を連打する。宇田は密着してこれを防ぐ。残り10秒になると宇田は離れて下の竿本にロー、そしてジャンプして踏みつけに行く。

 3R、一本背負いを仕掛ける竿本。宇田は投げられつつバックへつく。竿本はバックに付く宇田をコーナーへ押し込んで上手く体を入れ替えると尻餅を着かせる形でトップを奪取。脇を差して立つ宇田だが竿本はトップを譲らない。

 さらにコーナーへ宇田を押し込み、尻餅の状態の宇田へヒザ。そこから宇田が脱出し、最後はトップを取り合うスクランブルのまま試合終了となった。判定は21で竿本。無敗の超新星に競り勝ち、竿本が連勝を14に伸ばした。

※全試合結果はこちら

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