【RIZIN】阿部大治、ストラッサーとの元UFC対決を制しRIZIN初勝利
RIZIN FIGHTING FEDERATION
『RIZIN.34』
2022年3月20日(日)丸善インテックアリーナ大阪(大阪市中央体育館)
▼第13試合 RIZIN MMA ルール(77.0kg):5分3R
●ストラッサー起一(総合格闘技道場コブラ会)
判定0-3
○阿部大治(フリー)
ストラッサーは、HEATで経験を積みUFCやBellatorを主戦場にしてきた、実力・実績ともこの階級でトップクラスの選手。昨年11月のRIZIN TRIGGERでは川中孝浩から肩固めで一本勝ちを収めた。
対する阿部は、柔道出身で14年に初のプロ王座をキックのJ-NETWORKで獲得し、その後17年にパンクラスでウェルター級王者に。UFCとONEでは結果を残すことができなかったが、20年からDEEPに参戦して連勝を遂げ、昨年2月にDEEPウェルター級の暫定王者となった。同年10月のRIZINでアキラにチョークで一本負けし再起を狙う。
1R、阿部が右フックを当て、ストラッサーがダウン。追撃に来た阿部をストラッサーはガードでとらえ、その後の強打は与えない。何とか立ち上がったストラッサーは右ストレートを当て組みつくも、阿部が払い腰で投げる。素早く立ったストラッサーはさらに組みに出るも阿部はカウンターのパンチを当てる。ストラッサーがタックルでテイクダウンしても、阿部がスイープを決め上を取る。
2R、阿部はジャブから右ストレート、右フックとヒット。ストラッサーは組みついててテイクダウンも、阿部は倒れた直後に立ち、ストラッサーを立たせスタンド勝負を要求する。
ストラッサーは右ストレートを当て、そこからタックルでテイクダウン。コーナー際まで運びマウントポジションを奪うが、残り20秒で阿部が反転して上を取り返す。
3R、阿部はストレートを当てながら大外刈りでテイクダウン。ストラッサーは返そうとするが、阿部がヒザ&鉄槌で攻める。ストラッサーを抑え込んでいた阿部だが、残り時間1分のところでストラッサーを立たせスタンド戦に応じさせる。そこからストラッサーを足払いで倒し、上体をセンタクバサミのように押さえ、ボディにパンチを打ち込んで終了する。
判定は3-0で阿部。本来のウェルター級に階級を戻しRIZIN初勝利となった。
勝利した阿部「戦ってくれたストラッサー選手ありがとうございました。一緒に盛り上げてくれて熱い試合ができたと思ってます。人生は失敗や経験、成功を繰り返して成長していくと思います。僕、子どもがいるんですけど、カッコいい背中を見せて子どもにたくさん伝えていきたいと思ってます」と勝利を喜んだ。
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