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【RIZIN】“Uの遺伝子”対決は新世代・山本空良が勝利!ベテラン中村大介を判定で下す

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2022/03/20(日)UP

山本が激闘を制し中村とのU代理対決を制した


RIZIN FIGHTING FEDERATION

『RIZIN.34』
2022年3月20日(日)丸善インテックアリーナ大阪(大阪市中央体育館)

▼第14試合 RIZIN MMAルール(68.0kg):5分 3R
●中村大介(夕月堂本舗)
判定1-2
〇山本空良(パワーオブドリームジム)

山本がバックブロー

 田村潔司の弟子でもある中村は52戦のキャリアを持つ大ベテランで、常に攻め続ける回転体のような寝技と得意技の腕十字が特徴。RIZINライト級王者牛久絢太郎とは2回対戦し、昨年2月にはヒザでKO勝利するも7月の再戦では判定負けと1勝1敗としている。RIZINでは昨年10月のRIZIN.31で新居すぐるに腕十字で一本勝利。前戦は今年2月26日のDEEPで小見川道大の引退試合の相手を務め同じく腕中での一本勝利。今回はそこから1か月も間を置かず連戦となった。

山本が全力のパンチを振るう

 対する山本は元UWFインターナショナルで活躍し、UFCやPRIDEにも参戦した山本喧一の次男。山本喧一が主催するジムで、小学校の頃から総合格闘技に親しんでいる。サブミッションを得意とし、これまで13勝(8敗1分)のうち12勝がフィニッシュ勝利(3KO・9一本)。昨年11月の『RIZIN TRIGGER 1st』では鈴木千裕に敗れたが、先月23日の『RIZIN TRIGGER 2nd』では新居に1R秒殺TKO勝利した。こちらも試合から一週間ほどと連戦となる。

山本と中村が激しく打ち合う

 1R、ガードを下げた構えからローキックは中村、山本は動き続けながら打撃を出す。ジャブ、ハイキックなど長い攻撃主体の山本へ、中村はジリジリと詰めていく。中村のローブローで中断となり再開後、山本は飛びヒザなど奇襲も仕掛ける。山本の強いローが何発も当たるが、中村は変わらず詰めるとコーナーへ押し込んでテイクダウン。すると山本は下から三角絞め、さらに腕十字へと変化するが中村は落ち着いて防ぐ。

 2R、ヒザを放った拍子に転倒した中村に山本はトップを取る。バックに付く山本だが中村は回転して上手く逃げ上を取り返す。しかしさらに山本が上を取り返すと、今度は中村が腕十字を仕掛けるなど流れるような寝技の展開が続く。距離が離れスタンドとなる。両手を完全に下げ切って相手を誘う中村、しかし山本は慎重に攻める。残り20秒を切ると、山本は気合を入れなおしたように声を発してパンチを放っていく。

山本が勝利

 3R、序盤から打ち合う両者。前に出てパンチを放つ中村に山本も打ち返す。四つ組みの攻防から前転するように足関節を狙いにいった山本。中村はそれを潰してパウンドを落としていく。山本は下から三角絞めも狙うが、中村は山本の体を潰すようにして防ぐ。すると山本は脚を絡めて下になったまま上の中村へ鉄槌を連打。中村も打ち返す中で試合終了。判定は21で山本。共にUWFに源流を持つファイター同士の対決は、新世代の山本が制した。

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