【ONE】日本エース・若松佑弥が一本負けで王座奪取ならず、王者モラエスのチョークにタップアウト
ONE Championship
『ONE: ONE X』【第3部】
2022年3月26日(土・日本時間)シンガポール・インドアスタジアム
▼第4試合 MMAフライ級 世界タイトルマッチ(5分5R)
◯アドリアーノ・モラエス(ブラジル/王者)
一本 3R3分35秒 ※フロントチョーク
●若松佑弥(日本/同級2位)
※モラエスが王座防衛に成功
元UFCフライ級王者デメトリアス・ジョンソンにKO勝利した王者モラエスに、同級2位の若松が挑戦する。
モラエスは13年からONEに参戦すると、漆谷康宏、ランボー宏輔、渋谷莉孔ら日本勢を撃破。現在ランキング上位につけるダニー・キンガッド、カイラット・アクメトフにも勝利し、これまでに3度王座を獲得している。
昨年4月には、最強挑戦者のデメトリアス・ジョンソンと戦い、2R右アッパーから、倒れたジョンソンにグラウンドヒザ蹴りとパウンドを追撃し、KO勝利を飾った。
対する若松はONEチャトリ代表に「将来、世界王者になれる」と言わしめたONE日本若手エース。パンクラス9勝1敗の活躍で18年9月からONEに参戦。19年には元UFCフライ級王者でONEフライ級GPを制したデメトリアス・ジョンソンに一本負けするなど世界の壁にぶつかったものの、現在5連勝中だ。
1R、中央でゆったり構える若松に、右回りにサークリングのモラエス。2分半までほぼ動きがなく、レフリーが”アクション”の口頭注意。モラエスが踏み込んで脇を差すとテンカオ。ラスト1分、モラエスがテイクダウンすると、ヒジを落とす。若松が抜けてはバックを取りラウンド終了。
2R、互いにタックルや差しに行くもテイクダウンならず。モラエスが飛びヒザ蹴り。さらに右ローのモラエスに、若松が右ストレートを合わせる。ラスト1分、モラエスが組んではテンカオ、一瞬動きの止まった若松に、ミドルで攻めるモラエス。
3R、見合う両者に”非アグレッシブ”のイエローカードが出される。モラエスがミドルや二段蹴りを放つ。さらに組むモラエスに若松が押し込みテイクダウン。
立ち上がったモラエスをさらにテイクダウンした若松だが、モラエスがフロントチョークに。クローズドガードに入れ、締め上げると、若松がタップ。レフリーが試合を止めた。
若松は呆然と大の字で動かず。世界王座奪取はならなかった。
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