【ONE】秋山成勲が衝撃の大逆転TKO勝利!青木真也をパウンド葬で14年の因縁に決着
ONE Championship
『ONE: ONE X』【第3部】 Aoki vs. Akiyama
2022年3月26日(土・日本時間)シンガポール・インドアスタジアム
▼第3試合 MMAライト級(5分3R)
●青木真也(日本)
TKO 2R1分50秒 ※パウンド連打
〇秋山成勲(日本)
「最凶決戦」と銘打たれた因縁の日本人対決。両者は、2008年9月に開催された総合格闘技イベント『DREAM.6』からの14年越しの因縁がある。試合後に青木が秋山へ対戦を要求したが、これを受け入れてもらえなかった。
そして昨年9月、ONEに所属していた2人に対して対戦オファーが届いたが秋山がケガを理由にオファーを断り、試合が消滅。しかし同年10月に開催された『Road to ONE: 5th Sexyama Edition』で青木が試合後、解説席の秋山をマイクで挑発すると秋山も「まあ待ってろよ」と返答し、今年3月に対戦が正式に決定した。
【フォト】秋山が豪快パウンドでTKO! 被弾し苦しむ表情の青木
試合は1R、前手を伸ばし詰めていく秋山に青木はすぐにシングルレッグタックル。背を向けた秋山のバックに付き、おぶさるようにバックへ着く。足で4の字ロックを組んでポジションをキープするとチョークを狙う青木。
秋山は立ってケージに額をつけてもたれかかるようにしながらディフェンスし、何とか首に回った腕を外す。すると青木はヒジ、パウンドを落として秋山を削っていく。フェイスロック気味に再びチョークに行く青木に対し秋山はひたすら耐える。そのままラウンドが終了。
2R、右のフェイントを見せながら詰める秋山に青木はタックル、しかし秋山は防ぐ。青木が再びシングルレッグに来ると秋山は片足を取られながらパンチ。そして四つへ持ち込む。
テイクダウンを防いで離れることに成功した秋山は右を打ち込むと青木もパンチを返す。すると打ち合いになる中で秋山の右ストレートがヒット!
これが効き青木の動きが止まる。ラッシュに来る秋山に棒立ちでパンチをもらい続ける青木。何とか胴に組み付くが体に力が入っていないか、秋山に頭を押し下げられるとクラッチをほどかれヒザを着いてしまう。座り込んだ状態のままパンチを受け続ける青木、秋山が顔面にヒザも入れて、パウンドをまとめると遂にレフリーがストップした。1ラウンドのピンチを乗り切り、秋山が大逆転勝利で14年の因縁に終止符を打った。
試合後のインタビューで秋山は1ラウンドのピンチについて聞かれると「途中で負けそうになりましたけど“セクシーヤマ”ってみんなが言ってくれたんで力が入りました」と声援が力になったとコメント。
勝負の決め手については「2ラウンドが始まった時に青木選手の顔を見たら、一瞬、引いたんですよね。目が。そこが狙い目だと思い、ここで行かないと負けちゃうと思っていきました」と話した。
元ONEライト級王座青木は、今回の敗北でMMAキャリア48勝10敗。対する秋山は前戦の1ラウンドKO勝利に続き連続KO勝利となった。これでキャリア16勝7敗のうち14フィニッシュ勝利(7KO・7一本)と高い試合決定率となった。
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