【K-1】王者・軍司泰斗、19歳・斗麗に大苦戦も延長判定勝ち!終盤のパンチラッシュで優勢に
K-1実行委員会
『K-1 WORLD GP 2022 JAPAN~K’FESTA.5~』
2022年4月3日(日)東京・国立代々木競技場 第一体育館
▼第14試合/スーパーファイト/K-1フェザー級/3分3R・延長1R
〇軍司泰斗(日本/K-1ジム総本部チームペガサス)
延長判定3-0 ※三者とも10ー9
●斗麗(日本/WIZARDキックボクシングジム)
※本戦判定は29-30、30-30、29-29
軍司は、昨年12月に第5代K-1フェザー級王座を獲得。K-1アマチュア優勝、K-1甲子園優勝、Krush王者、K-1王者を達成した最初の選手となった。今年2月に、“K-1のカリスマ”武尊とスペシャルエキシビションマッチで拳を交えた。
対する19歳の斗麗はスイッチも出来る器用なファイターで、オランダでの修行なども経験している超新星。現在は3連勝中と勢いに乗る。
1R、軍司が左ロー、斗麗はスイッチしながら左ミドル、ハイキック。軍司は右のボディストレートを放ち、右ローを蹴る。斗麗のヒザ蹴りが軍司の下腹部に入り、時間が取られる。再開後、軍司が近距離で左右のフックを放つ。
2R、左ジャブで牽制する斗麗は前蹴りをヒット、軍司は左ボディフックを返す。斗麗が前蹴りで軍司をこかせる。サウスポーに構える斗麗は左ロー、ヒザ蹴りとテクニックを見せる。軍司も下がらないが、ヒット数と手数では斗麗か。
3R、斗麗が右ジャブから左のハイキックを蹴る。斗麗の蹴りが2度目のローブローとなり、時間が取られる。再開後、斗麗が組み際のヒザ蹴り。軍司が接近してボディ打ちをまとめるが、バッティングが発生。再開後、軍司の前進に斗麗はヒザ蹴り、軍司も左フック、ヒザ蹴りをヒット。斗麗が左ミドル、軍司は右ストレートを放っていった。
ジャッジは1者が斗麗を支持したが、2者がドローと付けたため延長戦に突入する。
延長R、斗麗は左ロー、右の前蹴り、左ミドルと蹴り中心の攻め。軍司は右ストレートで強引に詰める。斗麗は左ジャブで牽制し、左ミドルを蹴る。軍司は右ストレートからヒザ蹴りでコーナーに詰める。残り1分、軍司が左右のフックをボディへ、斗麗は右フックのカウンターを打つ。だが、残り10秒で軍司が右ストレート、左フックのパンチをまとめる場面を見せた。
ジャッジは3者とも、終盤アグレッシブに攻めた軍司を支持。軍司が王者としての意地を見せて、斗麗を振り切った。
軍司はマイクを持つと「ダメダメな試合で、斗麗選手強かったです。今回は僕の負けだと思っている。しっかり修正して強くなって帰ってきます。ありがとうございました」と謙虚な姿勢を見せた。
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