【RIZIN TRIGGER】“裏番長”金原正徳が貫禄のTKO勝利!摩嶋一整を消耗戦で制す
RIZIN FIGHTING FEDERATION
『RIZIN TRIGGER 3rd』
2022年4月16日(土)東京・武蔵野の森総合スポーツプラザ
▼第6試合 RIZIN MMAルール(66.0kg):5分3R
〇金原正徳(リバーサルジム立川ALPHA)
TKO 3R 3分37秒 ※パウンド連打
●摩嶋一整(毛利道場)
金原は様々なファイターから最強説を囁かれ“日本裏最強”とも呼ばれるベテランファイター。初代戦極フェザー級王者として09年の大みそかには故・山本”KID”徳郁と対戦し判定勝利。14年にはUFCに参戦するなど、これまでメジャーの舞台を経験してきた。
RIZIN初参戦となった20年2月にビクター・ヘンリーに敗れ引退を表明していたが、昨年10月の芦田崇宏戦で復帰、2R TKO勝利を挙げてみせた。
対する摩嶋は3歳から始めた柔道でインターハイ、国体に出場。15年には修斗ライト級新人王、18年にはRebel FCフェザー級王座を手にした。
RIZINには20年8月に初出場し、現RIZINフェザー級王者・斎藤裕と対戦。1Rはテイクダウンを奪い優勢に進めるも、2R早々にサッカーボールキックからヒザ蹴りを受けTKO負けを喫した。昨年3月にはクレベル・コイケと戦いこちらも1Rはグラウンドコントロールで上回るも、2Rに三角絞めで一本負けを喫した。
1R、摩嶋はタックルに出て金原を押し込み、そこからテイクダウン。金原は足を利かせパスを許さない。そして下からアームロックの形に取ると金原がスイープし、ハーフガードの摩嶋を抑え込む。肩固めを狙う金原だが摩嶋は極めさせずに逃れ、背後でスリーパーを狙う金原に摩嶋が回転して向き合って1Rを終える。
2R、プレッシャーを掛ける金原に摩嶋はタックルを切られるも、2度目のタックルでテイクダウン。摩嶋がパウンドで飛び込むとバッティングが見られたが、再開後は金原を立たせない。金原を寝かせ続けマウントポジションを奪い、そこからバックを狙うが、ここは金原が背中をズラして取らせない。
3R、摩嶋はタックルで組みつくも、金原は足を引き、こらえて決して倒れない。摩嶋を力を込めて消耗してしまい、アームロックの形で摩嶋を引き剥がし、そこからダッシュで向かうと摩嶋は疲れて動きが鈍く、肩固めでとらえる。そしてバックマウントに移ってパンチを連打し、レフェリーが試合をストップ、TKOとなった。
勝利した金原は「疲れた」と吐露しながらも「40歳まだまだ元気です」と語り、今日病気のため観戦に来れなくなった友人にメッセージを送り、またメインに出場する矢地にも「次15分頼むよ」とエールした。
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