【RIZIN】王者・牛久絢太郎、斎藤裕を返り討ちで涙の初防衛「僕を信じて付いてきて」
RIZIN FIGHTING FEDERATION
『RIZIN.35』
2022年4月17日(日)東京・武蔵野の森総合スポーツプラザ
▼第9試合 RIZINフェザー級タイトルマッチ RIZIN MMAルール(66.0kg):5分3R
〇牛久絢太郎(K-Clann/王者)
判定3-0
●斎藤裕(パラエストラ小岩/挑戦者)
※牛久が初防衛に成功
牛久はDEEPとRIZINの2冠王。昨年10月の横浜大会でRIZIN初参戦ながら急遽、当時のRIZINフェザー級王者・斎藤のベルトに挑戦が決定。「狙っていた」という飛びヒザ蹴りで斎藤の眉間を大流血させ、TKO勝利で見事戴冠した。12月にはホームであるDEEP王座の防衛戦に臨み、神田コウヤ相手に判定勝利している。セコンドには横田一則が付く。
【動画】牛久のハイキックで斎藤がダウン!そこから流れるようにギロチンチョーク
対する斎藤は修斗王者として20年8月に初参戦し、同年11月に朝倉未来との王座決定戦に勝利し王者となった。昨年6月には11連勝中だったヴガール・ケラモフとの激闘を制するも、10月に牛久にTKO負けし王座陥落。続く大晦日には、朝倉未来との再戦でリベンジを許している。セコンドには石渡伸太郎が付く。
1R、牛久がサウスポーとオーソドックスをスイッチし構える。右構えの斎藤は右ロー、牛久は左ローを蹴り返す。牛久はヒザ蹴りのフェイント。斎藤は右ストレートを伸ばす。牛久はバックキックを放つと、斎藤が組んでコーナーに牛久を押し込む。その状態から、ヒザ蹴りを放つ斎藤。入れ替えた牛久は足をかけて、テイクダウン。パウンドを放ったところでゴング。
2R、斎藤は左ジャブで牽制、右ストレートをヒットさせる。斎藤がハイキックを放ち、左フックを見舞うと、そこに牛久が左ハイキックのカウンターをクリーンヒット。腰が落ちた状態の斎藤に、牛久が流れるようにギロチンチョークへ。斎藤は首を抱えられた状態から、牛久のボディへコツコツパンチを打ち付ける。ギロチンをエスケープした斎藤は、上になりパウンドを見舞う。
3R、斎藤はワンツーから前に出て、圧力をかける。牛久が左フックのカウンターをヒットさせて斎藤のバランスを崩させる。斎藤は右ストレートからハイキック、右ヒザ蹴りを放つ。近距離で打ち合う両者。斎藤が左右のフックで飛び込み、パンチをまとめるが、牛久は組んで攻め込ませない。斎藤が左右のフックで追いかけてヒザ蹴りも放つ。最後まで果敢に斎藤が前に出て、右ストレートや左フックを見舞っていった。
ジャッジは3者とも牛久を支持。牛久が3R逆襲を仕掛けた斎藤を振り切って、初防衛に成功。王者の強さを証明した。
マイクを持った牛久は「前回の初参戦でタイトルマッチやって、たまたまという声が多くて、死ぬ気で追い込んできました。それが結果に繋がって嬉しく思います。半年の間にSNS頑張ったり、YouTube頑張ったり、それはRIZINファンが大好きでもっと盛り上げたいと思ったからです。RIZINファンの皆さんのことが大好きなので、僕を信じて付いてきてくれないですか?皆さんと一緒ならマジで不可能はないと思っています。それを試合を通して体現していきたいです。皆さんこれからRIZINフェザー級チャンピオンの応援よろしくお願いします」と涙ながらに語った。
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