【RISE】小野幹晃がベテランSEIDOを下し4連勝、スーパーフェザー級ランカー対決を制す
RISEクリエーション
『RISE 157』
2022年4月24日(日)東京・後楽園ホール
▼第5試合スーパーフェザー級(-60kg)3分3R延長1R
●SEIDO(LARA TOKYO/同級3位)
判定1-2 ※28-30、29-28、29-30
○小野幹晃(IGGY HANDS GYM/同級7位)
SEIDOはイスラエル軍や米国政府機関で正式に採用されている戦闘術であるクラヴマガをバックボーンに持つ。一時は苦しい4連敗も経験したが、21年3月には中村寛に不戦勝、5月に森下祐樹に判定勝利と復調の兆しを見せた。しかし昨年10月には常陸飛雄馬に判定負けを喫し連勝をストップ。今回が再起戦。
小野はDEEPアマチュアキックトーナメントで優勝した実績を持つテクニシャン。昨年8月にはRIZINで元K-1王者・大雅とフルラウンドを戦い抜いた基山幹太から延長Rにダウンを奪う金星。同12月にはアマチュア6冠の実績を誇る奥平将太からもダウンを奪い勝利。現在3連勝中と波に乗る。
1R、小野が鋭い左ジャブ、SEIDOは右ローを放ちながら前進。右に回る小野へSEIDOが左ミドルを合わせる。前進するSEIDOへ小野が左ミドル。SEIDOの入り際の左フックを合わせる。左ジャブ、左ミドルで距離を測った小野がSEIDOの突進に左フックをカウンターでヒット。
2R、小野が遠い距離から振り下ろすような右カーフ。SEIDOも右ローで前進し、右バックスピンキックでけん制。距離を詰め右ボディストレート、右バックハンドブローとバリエーションを増やしていく。小野は下がりながら左ジャブ、左三日月。右前蹴りで突き放しても、SEIDOが前進し距離を潰す。終盤に小野が胴回し回転蹴りを仕掛けるが不発。
3R、左ミドルを連打する小野へ頭から突っ込むSEIDO。小野の左ミドルをキャッチしこかす。SEIDOの入り際に左ミドル、左ジャブを突き刺す小野へ、突進するSEIDOは左フックから右ヒザ。左右ミドルを蹴る小野へSEIDOが頭から突進し、大きな右オーバーハンドフックを強振する。ニュートラルコーナーを背負う小野へSEIDOがフックを振ったところで試合終了のゴング。
判定はスプリットに割れたが、ジャッジ2者が小野の勝利を支持。スーパーフェザー級のランカー対決を制し、4連勝をマークした。
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