【RIZIN】手負いの倉本一真、魚井フルスイングに判定完勝
RIZIN FIGHTING FEDERATION
『RIZIN LANDMARK vol.3』
2022年5月5日(木・祝)/会場・非公開
▼セミファイナル(第4試合) RIZIN MMAルール:5分 3R(61.0kg)
〇倉本一真(リバーサルジム新宿MeWe)
判定3-0
●魚井フルスイング(和術慧舟會HEARTS)
倉本は全日本選手権グレコローマンで3連覇を果たしたレスリングエリート。20年大晦日大会からRIZINに参戦しジャーマンスープレッスを持ち味に活躍。今年2月の加藤ケンジ戦でTKO勝利を収め、4月に金太郎と対戦する予定だったが、金太郎の負傷欠場により試合が流れ、今大会で改めて試合が組まれた。
対する魚井はフルスイングの名のごとく、一撃で倒せる左右のフックやアグレッシブな戦いを持ち味とする。今年3月に行われた前回のLANDMARK vol.3では、伊藤空也に判定負けを喫してしまったため、今回が再起戦となる。
1R、魚井は開始から左のパンチをストレート、フックとフルスイングしていくが、倉本はガードしながら魚井をコーナーに押し込む。そこから魚井の腕をとらえ一本背負い。倉本は魚井をガブって押さえ、バックに回ってジャーマンを狙うが、魚井は腰を落として投げさせない。
魚井が体を離し、倉本がタックルで出て魚井を後方に倒す。魚井は蹴り上げを見舞うが、倉本もパウンド強打を振るう。そこから倉本は魚井にヒールホールドを狙うが、魚井は極めさせずに1R終了となる。
2R開始すぐ、倉本のローが魚井にローブローと入ってしまい一時中断に。
タックルでテイクダウンした倉本だが、魚井は蹴り上げを放っていく。立ち上がった魚井は倉本のタックルにヒザを合わせるが、倉本はそのまま倒し、パウンドと踏みつけで攻勢。
魚井が立ち上がろうとしても倉本はヒザでさらに攻撃。そこから倉本はニータップでさらにテイクダウンする。魚井は蹴り上げから立ち上がり、左をスイングするが倉本をとらえられない。
3Rも倉本がタックルでテイクダウンするが、魚井の蹴り上げに阻まれ攻め込めない。倉本はそこからパスしてサイドにつくと、魚井を持ち上げバスターで叩きつける。魚井はここも蹴り上げを放つが、倉本はやはりサイドポジションに。倉本のノースサウスチョークを逃れた魚井だが、倉本は再び持ち上げバスター。立って逃れんとした魚井だが倉本は背後に回り、ジャーマンを狙っていく。
判定は3-0で倉本が勝利。脚のテーピングが目立った倉本は、前回流れた試合の後から今回の間に「膝をやっちゃって、足首に来て歩けなかった」と怪我があったことを明かしたが、「トーナメントで上に上がってる選手を全員倒していって、最後ベルトを獲りたいと思ってます」と今後の意気込みを語った。
※この試合は5日19時より、RIZIN LIVEやU-NEXTなどで生配信(アーカイブあり)
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