【UFC】“引退間近”のショーグンが前に出れず判定負け、サン・プルーに雪辱を果たせず
WME-IMG
『UFC 274』
2022年5月8日(日本時間)米国アリゾナ州フェニックス /フットプリント・センター
▼ライトヘビー級
●マウリシオ・ショーグン・フア(ブラジル)
判定1-2 ※27-30、29-28、28-29
〇オヴィンス・サン・プルー(米国)
マウリシオ・ショーグンの名でPRIDEで活躍し、日本の格闘技ファンにもおなじみのフア。これまでPRIDEミドル級GP2005で優勝し、UFCでも2010年にはリョート・マチダを下しライトヘビー級王者に就いた。今回は2020年にポール・クレイグに敗れて以来2年ぶりの試合となる。ショーグンは昨年のメディアの取材で、残り1、2試合での現役引退の意志があることを明らかにしていた。
対するサン・プル―も2013年からUFCに参戦する39歳のベテランファイター。2017年のUFC日本大会では岡見勇信を、ヴォン・フルー・チョークで絞め落とすなど高いフィニッシュ力を持ち、25勝のうち20勝がKO・一本での決着。
両者は14年に対戦し、サン・プル―が1ラウンドわずか34秒でTKO勝利。実に8年ぶりの再戦となる。
1R、オーソドックスのショーグンにサウスポーはサン・プルー。互いに前手を伸ばしてけん制し合う中、インローを蹴っていくショーグン。サン・プルーもミドル、前蹴りを放っていく。オーバーハンドのフックを振って入っていくショーグンだがサン・プルーは距離を取って防ぐ。
2R、インローのショーグンに前蹴りのサン・プルー。ショーグンはタイミングを見てパンチを振って飛び込むが、なかなか距離が詰まらない。手数の少ないサン・プルー、ラウンド終了間際には飛び込んでパンチも見せるが当たらず。
3R、タックルから組み付いたサン・プルーだがテイクダウンは取れず。ショーグンはローを打ちつつ、距離が詰まったタイミングでパンチを振るがその後が続かない。中盤から徐々にサン・プルーがプレッシャーをかけ、前蹴りからストレートを放つ。しかし最後まで大きな展開はなく試合終了。
判定は2-1でサン・プルー。互いに攻めあぐねる中で前蹴りとストレートを的確に当て勝利を手にした。
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