【UFC】体重超過のオリベイラ、“裸絞め”でゲイジーから逆転一本勝利!王座は空位に
WME-IMG
『UFC 274』
2022年5月8日(日本時間)米国アリゾナ州フェニックス /フットプリント・センター
▼UFC ライト級タイトルマッチ
〇チャールズ・オリベイラ(ブラジル)
一本 1R3分22秒 ※リアネイキドチョーク(裸絞め)
●ジャスティン・ゲイジー(米国)
※オリベイラの体重超過のため王座は空位に
【フォト&動画】オリベイラがゲイジーをリアネイキッドチョークで逆転の一本勝ち!
王者オリベイラはブラジリアン柔術黒帯を持つ強豪でシュートボクセ所属。UFC19戦目にして初めて辿り着いた王座決定戦で、元ベラトール世界ライト級王者のマイケル・チャンドラーを激闘の末TKOで下し、悲願のベルトを巻いた苦労人だ。昨年12月にダスティン・ポイエーから一本勝ちを収め、初防衛に成功。32勝のうち29のフィニッシュ勝利(9KO・20一本)と抜群の決定力を誇り、現在10連勝中と絶好調。
対するゲイジーはレスリングをベースに持ちながら、破壊力抜群の打撃でKOを量産してきたファイター。これまで23勝(3敗)のうち19KO・1サブミッションというKO率を誇り、ドナルド・セローニやトニー・ファーガソンなどの強豪をKOで沈めてライト級タイトルマッチにたどり着いたが、2020年10月、当時の王者であるハビブ・ヌルマゴメドフに敗北。しかしその後、マイケル・チャンドラーとの激闘を制し判定勝ち。再びタイトルのチャンスを手にした。
前日の計量でオリベイラが0.5ポンド(約230グラム)オーバーで王座剥奪。ゲイジーが勝利した場合はタイトル獲得となるが、オリベイラが勝利した場合、王座は空位となることが決定した。
1R、いきなり近い距離でオリベイラの右ストレートが入りゲイジーがぐらつく。しかし今度はゲイジーの右アッパーでオリベイラがダウン。ゲイジーは追わずに再びスタンドへ。ここでさらにゲイジーの右フックが入り、またもオリベイラがダウン気味に寝転ぶがゲイジーは付き合わず。
オリベイラは立つと、フックを振るゲイジーにヒザを当てる。首相撲からグラウンドに引き込むもオリベイラだがゲイジーはここもすぐ立つ。スタンドで思い切りパンチを振るゲイジーはパンチの勢いで転倒する場面も。
するとオリベイラの右ストレートでゲイジーがダウン。すかさずバックを取ってチョーク狙うオリベイラは、さらに後ろから変形三角絞め。ゲイジーは何とか脱出するが、オリベイラはまたもバックを取ってチョーク。今度はガッチリと入りゲイジーがタップアウト!
王座は空位となったが、オリベイラが持ち前の極めの強さを見せて11連勝を達成した。
試合後マイクを取ったオリベイラは「これは私から全階級の選手へメッセージ。私を、私のチームを見てくれ。私は輝けるチャンピオンだ」と語ると、次戦の相手について聞かれ「ダナ(ホワイト代表)、誰でもいいから用意をしてほしい。選べるならばコナー・マクレガーでもいいんじゃないかな」とマクレガーとの対戦も口にした。
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