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【DEEP】伊藤裕樹、壮絶殴り合いを制して連敗脱出!関原翔は流血、ダウン寸前も魂の打ち合い

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2022/05/08(日)UP

壮絶な殴り合い!伊藤(左)が制す

DEEP事務局
『skyticket Presents DEEP 107 IMPACT』 
2022年5月8日(日)東京・後楽園ホール

▼第4試合 DEEPフライ級 5分3R
〇伊藤裕樹(ネックスイチムエ)
判定3ー0 ※29-28、29-27、29-28(マスト判定伊藤)
●関原翔(K-PLACE)

 伊藤はアウトサイダー出身で、無敗のまま50kg~55kg王者に輝いた。その後DEEPでも無敗の快進撃を続けたが、19年12月に初黒星。その後リングから姿を消したが、昨年3月にRIZINで復活の勝利。続く9月には藤田大和の持つベルトに挑戦したが、スプリット判定負け。今年2月にもKO負けし、連敗脱出を果たしたいところ。

 対する関原は地下格闘技で活躍し、19年5月にデビュー。その後DEEPやRIZINに参戦している。昨年2月にはDEEPデビューで力也に圧巻KO勝利。続く11月にはRIZIN沖縄に参戦して、TARKERに判定勝ち。今年2月には越智晴雄に勝利するなど、6連勝と絶好調だ。

 1R、伊藤がサウスポー。関原が前蹴り、サイドキックを放つ。伊藤が飛び込んで左右のフック。伊藤がロープを背にして、近距離のフック。関原がバックに回るが、スタンドに戻す。関原が左フックを強打して右ロー。両者ともヒザ蹴り。終盤、伊藤が左ストレートをコンパクトにヒットさせる。

 2R、関原はタックルをしつこく仕掛けて、テイクダウン。しかし、伊藤はすぐに立ち上がる。緊張感のあるパンチの交錯から、今度は伊藤がテイクダウンに成功。しかし、関原も立ち上がる。伊藤が眉間のあたりから出血し、ドクターチェックが入る。再開後、伊藤の左のパンチに、関原がカウンターのヒザ蹴り。

ヒザ蹴りを出す関原

 3R、関原がパンチで襲い掛かり、バックへ回る。伊藤のディフェンスは固く、すぐにスタンドに戻す。近距離でパンチの打ち合い。伊藤が立った状態からアームロックを狙うが、外した関原がフックで打ち合う。伊藤はヒジ打ちを近距離でヒット。今度は伊藤がバックマウント、バックチョークを狙いつつ、マウントからパウンドで関原を削る。

 最後は両者とも近距離で壮絶な打ち合い、関原がスタミナ切れからか伊藤のパンチをモロに何度も被弾。いつ止められてもおかしくない状況。伊藤が棒立ちになったところで終了のゴング。関原は、ダウン寸前になりながらも最後まで立ち続けた。関原の顔面は晴れ上がり、口内から出血。

激闘を制した伊藤

 ジャッジは3者とも伊藤を支持。伊藤が終盤の打ち合いで上回り、連敗を脱出。伊藤は「関原選手、本当にありがとうございました。ちょっと予想以上にしんどい試合になって、何を話すか吹っ飛んだ。DEEPで2連敗中でどうしても勝ちたかった。勝てて少しほっとしている」とコメントした。

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