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【DEEP】元修斗世界王者の福田龍彌が3連勝!韓国ジェウンを判定で下す

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2022/05/08(日)UP

左拳を強振する福田

DEEP事務局
『skyticket Presents DEEP 107 IMPACT』 
2022年5月8日(日)東京・後楽園ホール

▼第5試合 DEEP 58.5kg 以下5分3R
〇福田龍彌(MIBURO)
判定3ー0 ※三者とも30-27
●ビョン・ジェウン(フリー)
 

至近距離での打ち合い

 福田はムエタイ仕込みで破壊力ある打撃を持ち、2019年7月の修斗世界フライ級暫定王者決定戦で勝利し、暫定王座を獲得。昨年1月に第6代世界フライ王者・扇久保博正のベルト返上を受け、第7代世界フライ級正規王者となったが、同7月の初防衛戦で平良達郎に敗れ王座を失っている。

 対するジェウンは韓国で様々な寝技のタイトルを奪取。16年8月にDEEPに初参戦し今成正和に勝利、18年2月には元谷友貴と壮絶な打撃戦の末に判定負けを喫するも、そのファイトスピリッツの強さを証明した。20年3月の『DEEP』で神龍誠と対戦予定だったが、新型コロナウイルスの影響により日本へ入国することができないため試合中止となっていた。

 1R、福田がサウスポー。ジェウンが右ミドルを蹴ると、福田が右のカーフキックをヒットさせる。ジェウンがダブルレッグのタックルを仕掛けるが、福田は正対して入れ替われる。右のヒザ蹴りを放つ福田は、肩パンチをコツコツ見舞う。ブレイクでスタンドへ。右ハイキックを放つジェウンに、福田が近距離で左ストレートをヒットさせる。ジェウンは右フックを当て返す。

 2R、ジェウンが胴タックルを仕掛けるが、福田は金網を背にして倒されない。逆に福田が入れ替わって、ジェウンを押し付ける。ジェウンが左フックから片足タックル。これを避けた福田が近距離でヒジ打ち、左アッパーとパンチをまとめる。

勝利した福田

 それでもジェウンは片足タックルから、テイクダウン。だが、福田は金網を背にして再び立つ。ジェウンが投げを決めて、上になる。福田はすぐ様立ち上がり、左ボディフックをヒット。両者とも近距離でパンチを交錯させる。

 3R、ジェウンが右ミドルで先制する。ジェウンが投げを仕掛けるが、福田がそれをかいくぐり、縦ヒジを見舞う。ジェウンは福田のパンチに合わせて、片足タックルを仕掛けると、福田は辛抱強く立ち上がる。
 首相撲の展開で、ジェウンはバックエルボーを見舞う。福田の右アッパーに、ジェウンが両足タックル。福田はタックルを切って、打撃の展開に戻す。福田はフェイントをかけつつ、右アッパー。ジェウンは両足タックルを仕掛ける。福田がスクランブルから、ジェウンのバックに付く。距離が離れ、福田が左フックを放ち、終了のゴングが鳴った。

 ジャッジは3者とも福田を支持。ジェウンのタックルを切り続け、自身の戦いを最後まで貫いた福田が判定勝ちを収め、3連勝をマークした。

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