【DEEP】“激闘ベテラン”COROが悲願の初戴冠で涙!DJ.taikiを振り切る
DEEP事務局
『skyticket Presents DEEP 107 IMPACT』
2022年5月8日(日)東京・後楽園ホール
▼セミファイナル(第7試合) DEEPバンタム級暫定王者決定戦 5 分 3R
●DJ.taiki(パンクラスイズム横浜)
判定0-5 ※27-30、28-29×3、26-30
〇CORO(K-Clann)
※COROがバンタム級暫定王座に就く。
DJは、2004年4月にキックボクシングでプロデビュー後、同年10月からはMMA(総合格闘技)に出場。DEEPのほかにもRIZIN、パンクラスに参戦し、シュートボクシングやK-1にも挑んだマルチ格闘家だ。2013年4月にDEEPバンタム級王座を奪取している(翌年2月に返上)。前戦は昨年9月の『DEEP』で、関鉄矢とフェザー級で戦い判定勝利している。
対するCOROはパンクラスで数々の激闘を見せてきたベテランファイター。17年から主戦場をDEEPへ移すと、18年には朝倉未来に判定負けを喫するも好勝負を展開した。前戦は今月6日の『RIZIN LANDMARK vol.2』で増田拓真に判定勝利、現在3連勝中と波に乗る。
今回の暫定王座戦は、正規王者のビクター・ヘンリー(米国)が現在UFC参戦していることから実施されることとなった。
1R、DJがサウスポー、左ジャブで牽制する。COROは右構えで、右ローを蹴る。COROが右のオーバーハンド。DJは距離を測り、左フックを放つ。COROは左フックで飛び込むと、COROも左フックを返す。緊張感のある攻防の中、COROが右ハイキックでバランスを崩したが、そのままの流れでタックルを仕掛ける。DJが押し倒して上を取る。
2R、DJが右ローで先制すると、COROが左ジャブを伸ばす。COROが前蹴りから右フックを見舞う。DJが左ストレートを放ち、左の三日月蹴り。COROは左ジャブで牽制し、右フックを強打。DJは左のインローキック。DJは右フックから左ストレート。DJは頬のあたりを腫らし、若干出血する。
3R、COROがサイドステップから、両足タックルを仕掛けて、四の字ロック。COROがそこから寝技へ持ち込み、バックへ回る。コツコツパウンドを放つCORO。DJが正対へ戻そうとするが、COROがバックをキープし続ける。COROの左足のロックが外れない。バックからCOROが拳を打ち付けていく。そのまま終了のゴングを迎えた。ゴング後、COROがガッツポーズで勝利をアピールした。
ジャッジはラウンドマストで5者が採点する。ジャッジは5者ともCOROを支持。COROが判定勝利で悲願の王座を戴冠した。判定が読み上げられた後、COROは感極まり涙を流した。
COROはマイクを持つと「33歳なんですけど、何回も諦めそうになったけど続けてきて良かったです。連敗している時も安くはないチケットを買って応援してくれた方ありがとうございます。もう少し頑張りますので、応援よろしくお願いいたします」と語った。
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