【ONE】青木真也がグラップリングでの再起戦で勝利ならず、19歳の超新星ルオトロがアクロバティック技を披露
ONE Championship
『ONE 157: PETCHMORAKOT VS VIENOT』
2022年5月20日(金・日本時間)シンガポール・インドアスタジアム
▼ライト級 サブミッショングラップリング
●青木 真也(日本)
ジャッジ裁定
○ケイド・ルオトロ(米国)
1ラウンド10分、打撃無しのグラップリングマッチ。青木は今年3月の10周年記念大会『ONE:X』で秋山成勲との因縁マッチで2Rに衝撃的なTKO負けを喫し、わずか2ヶ月足らずでグラップリングマッチでの再起戦に挑む。
対するルオトロはブラジリアン柔術界で注目を集めている超新星・双子のルオトロ兄弟。IBJJF主催の柔術世界選手権(ムンジアル)では、ジュベニウと茶帯で優勝しており、EBI、Grapplefest、WNOでもタイトルを獲得している19歳の逸材だ。
試合開始後、互いに低い構えからタックルのフェイントを見せるルオトロ。青木はケージを背負ってルオトロを受ける形で組むが、ルオトロはすぐに離れあまり深入りしない。するとルオトロはアンクルピックを逃げて青木が背を向けた瞬間、すかさずバックへ組み付いてグラウンドに引き込む。
しかし青木は抜け出すと向き直って立ち上がることに成功。ルオトロは青木をケージに押し付け、ムエタイの首相撲のように青木の頭を両手で下げようとする。脇を差してきたルオトロに青木はかんぬきの形で肘の関節も狙うがルオトロは腕を抜く。
するとルオトロは飛びついて引き込みながら、金網を蹴った勢いで回転しバックへ回る。グラウンドに引き込み四の字フックを組んでチョークを狙うルオトロ。青木は落ち着いてしのぎ向き直ろうとするが、ルオトロはポジションをキープし続ける。
バックフックを解いて、亀の状態の青木にギロチンを狙うルオトロ。これが入らないと見るやルオトロは柔術技のベリンボロや、足もとに滑り込む今成ロールも見せ、トリッキーな攻めを次々と見せる。しかし青木は付き合わない。
するとここで消極的ということで青木にイエローカード。再開後、ルオトロは引き込むと、下から足を組んで絞める得意のバギーチョーク!片足をセットアップするがもう片足を青木は組ませない。ルオトロがチョークを狙ったまま試合終了。
判定となり、アグレッシブに攻めたルオトロが勝利を挙げた。極め切れなかったルオトロは不服そうな表情を見せたが、対照的に青木は清々しい笑顔で勝者を称えた。
▶︎次ページは【動画】金網を蹴って回転!超新星ルオトロがアクロバティックな技で青木からバックを奪う
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