【ONE】絶対王者ペットモラコットがV3達成!フランス強豪ビエノットからダウン奪い判定勝利
ONE Championship
『ONE 157: PETCHMORAKOT VS VIENOT』
2022年5月20日(金・日本時間)シンガポール・インドアスタジアム
▼メインイベント フェザー級ムエタイ世界タイトルマッチ
〇ペットモラコット・ペッティンディー (タイ)
判定2-1
●ジミー・ビエノット(フランス)
ペットモラコットはルンピニースタジアムで2階級を制覇した実力者。20年9月にマグナス・アンダーソンをKOで下し、2度目の防衛に成功した。今回ONEでは1年8ヶ月振りの復帰戦となるが、その間はボクシングマッチやムエタイの試合をタイ国内で行い6戦全勝とその強さに陰りはない。
対するビエノはフランス出身のファイター。4歳から柔道を始め、その後13歳で立ち技に転向。タイへ渡り16歳にしてプロデビューを飾ると21歳で世界プロムエタイ連盟(WPMF)のベルトを獲得。そして2019年にはタイ人以外で史上4人目となるルンピニー王者となった。今回がONE初参戦となる。
1R、共にサウスポーかつ背筋を伸ばした高い構え。鋭いローから左ストレートはビエノット。ペットモラコットの蹴り足を掴んでこかす。ペットモラコットはローや左フックを打っていくがビエノットの攻撃を受ける場面が多い。
2R、強いローはペットモラコット、しかしビエノットはその蹴り足を掴んで何度もこかす。右インロー、左アウトローを散らすビエノット。プラジャンチャイはローをもらいつつ距離を詰めていき、パンチを狙う。
3Rもビエノットはペットモラコットのミドルを掴んでこかす。詰めて首相撲に来るペットモラコット、しかしビエノットも自ら組みに行き応戦する。パンチで前へ出て首相撲に持ち込むペットモラコットに、ビエノットは下がって距離を保つ。
4R、すぐに組んでくるペットモラコット。するとビエノットのハイキックをスウェーして、ペットモラコットが戻り際に右フック。これがヒットしビエノットがダウン。立ったビエノットを相手にペットモラコットは攻め急がない。距離を取ってパンチを飛ばすがやや流している印象。
5R、ビエノットのローが当たるがペットモラコットも左フックを当てる。ロー、ミドルを連発で当てるビエノット。ペットモラコットはワンツーを飛ばして前へ出るが疲れたかあまりパンチに力がない。ローを出し続けるビエノット。ペットモラコットはほとんど手が出ない。そのままゴングとなり試合終了。判定は両者に1票ずつ入り、最後の1票はペットモラコット。スプリット判定の接戦となりながらも3度目の防衛に成功した。
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