【UFC】プロハースカ、大逆転“一本勝ち”で悲願の新王者に!RIZIN王者では初
WME-IMG
『UFC 275』
2022年6月12日(日本時間)シンガポール・インドア・スタジアム
▼ライトヘビー級タイトルマッチ
●グローバー・テイシェイラ(ブラジル)
一本 5R 4分32秒 ※リアネイキッドチョーク
〇イリー・プロハースカ(チェコ)
※プロハースカが新王座に就く。
【動画】プロハースカ、残り30秒、逆転の一本勝ちをした衝撃的な瞬間!
テイシェイラは修斗南米大陸ヘビー級王者の実績を持ち、オールラウンダーながら破壊力ある打撃が武器。昨年10月に当時王者のヤン・ブラホビッチに一本勝ちして、ベルトを巻いた。
対するプロハースカは、RIZINのリングで10勝のうち実に8勝が1R KOの決定力を誇り、19年4月に初代RIZINライトヘビー級王座を戴冠。20年7月にUFCでデビューを果たし、2連続KO勝利でタイトル挑戦権を掴んだ。
1R、テイシェイラが足を掴みテイクダウンに2度成功し、上からヒジ打ちを落とす。テイシェイラの下からの腕十字を外したプロハースカは、パウンドを見舞う。
2Rにはテイシェイラがテイクダウンを奪うと、強烈なヒジ打ちで、プロハースカの目尻をカットさせる。プロハースカは積極的に打撃で攻めるも、試合運びでテイシェイラが上回る展開に。
3R、プロハースカが左右のフック、ストレートをヒットさせて、押し倒して上になると、左のパウンドを連打。しかし、テイシェイラも上を取り返して、上からヒジ打ちとパウンドで応戦する。
4R、テイシェイラが左ボディフックから、タックルを仕掛けてテイクダウン、肩固めへ。エスケープしたプロハースカは上を取り返しパウンドを連打。一進一退の攻防を展開する。
最終5R、テイシェイラが強烈な右ストレート、ふらつくプロハースカに対して、ギロチンチョーク!しかし、プロハースカはすぐに頭を抜きピンチを凌ぐ。
スタンドの展開、飛び込んでの左フックからテイシェイラが両足タックルへ。テイシェイラがしつこくテイクダウンを狙い、マウントを取るが、ここでもプロハースカが返して、上からリアネイキッドチョーク。足はロックしない形であったが、これにテイシェイラがタップアウトし、プロハースカが鮮烈な一本勝ちを収めた。
公開されたジャッジペーパーでは、4Rまでの判定は2者がテイシェイラに付けていた。プロハースカが大逆転勝利を収めた形だ。
プロハースカは「何も考えずに試合が出来ましたし、いい試合が出来た。もっと強くなって戻ってきます。試合前、1R、5Rどこででもフィニッシュ出来ればと思っていました。最高で本当に嬉しい」と、悲願の王座獲得に喜んだ。
RIZIN王者として、初の快挙を達成したプロハースカ。次の対戦相手は誰か。
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