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【THE MATCH】和島大海がベイノアを3度ダウンさせ大差の勝利、喜びは「押忍」

2022/06/19（日）UP

K-1王者の和島がベイノアからダウンを奪う勝利

THE MATCH 2022 制作実行委員会
『Yogibo presents THE MATCH 2022』
2022年6月19日（日）東京ドーム
▼第8試合　-71.0kg契約　3分3R 延長1R
●“ブラックパンサー”ベイノア（極真会館）
判定0-3　※三者共に24-30
○和島大海（月心会チーム侍）

手を前につくようにダウンするベイノア

　第8試合は、互いに極真と琉球の流れをくむ月心会との空手対決となった。

　1R、和島はサウスポーで前に出てベイノアに圧力を掛ける。左ミドル、左ストレート、顔へのヒザと攻勢の和島。ベイノアもローを返すが、和島はバックステップして直撃させない。体の大きさを感じさせる和島は左ストレートから角度を変えた左フックで打ち抜きベイノアからダウンを奪って終了。

【フォト】ベイノアが3度目のダウンを喫する瞬間（連続写真）

　2Rも和島は攻勢に出て、左ストレート、右フック、飛びヒザと仕掛ける。しかしベイノアは引かずに反撃し右ストレート、右フック、バックブローと繰り出す。和島はやや慎重になるが、リーチを活かして左ストレートを当て、これでベイノアにガードを固めさせ、ボディへのミドルからヒザでスタンディングダウンを奪う。

気合の表情でパンチを振るうベイノア

　3R、倒しに掛かった和島は左ストレート、左ミドル、右フックと猛攻を掛け、左ハイキックでベイノアをフラつかせる。しかしベイノアは気合いの声を上げ、左フックと右ストレートの連打で前に出る。だが前に出たところに和島が左フックを決め、ベイノアは手を前につくようにダウンを喫する。立ち上がったベイノアは再び気合いの声を上げ、最後まで倒れず戦い切って試合を終える。

　判定は30-24、30-24、30-24の3-0で和島。3度のダウンを奪い勝利した。

和島が判定勝利を収めた

　勝利した和島は「応援ありがとうございました。満員の東京ドームの中で試合ができて言葉に言い表せないというか、言い表すとしたら『押忍』ですね。僕はK-1の70㎏のベルトを持っていて、バシッと倒して喋りたかったと思うのですが、今後また頑張っていくの注目お願いします。70kgは僕が引っ張っていきます。これからK-1チームに期待しながら僕も見るので、みなさんも楽しんでいってください。インスタグラムのフォローが少ないのでよろしくお願いします」と柔らかさを交えたアピールをしてリングを降りた。

※この試合はABEMA PPVで配信中（6月19日11:00～6月25日23:59）

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