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【THE MATCH】風音、黒田斗真に延長判定勝ちでトーナメント王者同士の一戦を制す

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2022/06/19(日)UP

勝利に喜ぶ風音

THE MATCH 2022 制作実行委員会
『Yogibo presents THE MATCH 2022』
2022619日(日)東京ドーム
▼第4試合 -53.0kg契約 3分3R 延長1R
○風音(TEAM TEPPEN)
 延長判定3-0 ※三者共に10-9
●黒田斗真(K-1ジム心斎橋チームレパード)

 風音は世界一を目指して関西から上京、RISEを中心に戦ってきた那須川天心の盟友。昨年『DEAD OR ALIVE 2021 -53kgトーナメント』を制覇し、那須川に挑戦状を叩きつけた。4月にこの那須川戦を実現させると僅差の判定負けを喫したが高い実力を見せた。打たれても下がらないタフネスと気持ちを見せるファイトが武器だ。

【フォト】風音の右が相手のアゴにクリーンヒット!

 対する黒田はサウスポーから繰り出す左フック、ストレート、ヒザ蹴りが武器の新世代K-1ファイター。215月の『K-1バンタム級日本最強決定トーナメント』では一回戦で池田幸司をKO、準決勝で松本日向から2度のダウンを奪って判定勝利、決勝では壬生狼一輝を秒殺KOで沈め、圧倒的な強さでトーナメントを制した。2112月には壬生狼一輝との再戦を延長判定で勝利している。

キックで攻める風音

 1R、オーソドックスの風音に対し黒田はサウスポー。風音が踏み込んでのパンチを狙っても黒田はバックステップして間合いを保つ。風音が間合いを詰めてボディストレート、右クロスで襲うが、黒田もカウンターのヒザを狙う。

 2R、風音はストレートでボディと顔とで打ち分ける。先手で攻めて連打で印象づける風音だが、黒田もヒザで脅かす。黒田の蹴りがローブローとなってしまうが、再開すると風音は黒田の右アッパーに左フックをカウンター。プレッシャーを増していく風音は右ストレートと右クロスを使い分けヒットを重ねていく。

 3R、風音は前に出てのパンチに関節蹴りを織り交ぜる。黒田はこれにパンチで応じながら、顔へのヒザを繰り出す。だが風音はこのヒザをクリーンヒットさせない。得意の左ストレートを伸ばしていく黒田だが、風音は被弾があっても下がらず逆に左フック、右フックを当て返す。黒田の左ストレートがとらえても風音は止まらず前に出て連打を見舞って印象を相殺する。

強烈なパンチを叩き込む風音

 判定は29-29、30-29(風音)、30-29(黒田)の1-1でドロー。延長戦に突入となる。

 EXR、風音は前に出て右ストレートから入り、組むように来た黒田に左右のショートフックを打ち込む。風音のボディストレートに黒田はスリップ。これはダウンとならないが、印象は風音に傾く。黒田のヒザに風音は右ストレートをカウンターし、黒田はアゴを跳ね上げられる。顔へのヒザで反撃する黒田だが、逆に風音が右ストレートでとらえる。

 判定は310-9で風音。トーナメント王者同士の一戦を制した。

※この試合はABEMA PPVで配信中(6月19日11:00~6月25日23:59)

▶次ページは【フォト】風音の右が相手のアゴにクリーンヒット!

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