【K-1】菅原美優、延長判定2-1で王座届かず、反則の肘で出血も…ムエタイ強豪パヤーフォンがK-1初代アトム級王者に
K-1実行委員会
『K-1 WORLD GP 2022 JAPAN ~RING OF VENUS~』
2022年6月25日(土)東京・国立代々木競技場 第二体育館
▼第16試合/K-1 WORLD GP初代女子アトム級王座決定トーナメント・決勝戦/3分3R・延長1R
◯パヤーフォン・アユタヤファイトジム(タイ/Ayothaya Fight Gym)
延長判定2-1
●菅原美優(K-1ジム三軒茶屋シルバーウルフ)
※パヤーフォンが新王者に
Krush女子アトム級現役王者の菅原は、この王座を目指し肉体改造、ボクシングトレーニングも加え決勝に挑む。準決勝では松谷綺と競り合いの2-0で勝利、この決勝で更なるパフォーマンスを出すことができるか。
対するパヤーフォンは戦績70戦を超え、19年にはWPMF世界女子ピン級王座を獲得した。同年10月には高梨knuckle美穂の持つKrush女子アトム級王座に挑戦したが、激闘の末に延長戦で惜しくも敗北。今回の準決勝で元SB王者のMIOを判定で下して勝ち上がってきた。
1R、菅原は得意とする前蹴りからパンチを出す。長身の菅原に左ミドルを当てにくそうにするパヤーフォン。菅原が顔面前蹴りを当てれば、パヤーフォンは接近戦で右フックを当て返す。だが菅原が右ストレートでとらえ初回を終える。
2R、菅原は長身と前蹴りでパヤーフォンを入らせず、強引に入ってきてもカウンターの右ストレート。続けて左フックもパヤーフォンに当てる。接近戦でヒザを放つパヤーフォンに菅原は右ストレートを送って対抗する。
3R、左ミドルのパヤーフォンに菅原はパンチで応戦。パヤーフォンはバックブローを出すと、肘が菅原の眉間に当たり出血をしドクターチェックとなる。
再開。パヤーフォンは前蹴りから右ストレートをヒット。菅原も前に出てパヤーフォンを押していくがバッティングとなってしまい再び中断となる。パヤーフォンは右ストレート、ヒザ、右ストレートと打ち込み試合を終える。
判定はパヤーフォン1-0も規定に達せずドロー。延長戦に突入となる。
延長で前に出る菅原だがパヤーフォンがムエタイの体さばきでいなし、菅原をコカす場面も見せる。接近戦でヒザを蹴り込むパヤーフォンだがホールディングの注意を受ける。菅原は顔面前蹴りをヒット。パヤーフォンはヒザを入れるが、ホールディングで今度は警告を受ける。
判定は両者1-1と割れた後、最後の1者はパヤーフォンに。K-1初代アトム級王者となった。
▶︎次のページは【フォト&動画】菅原の蹴り、パヤーフォンはパンチで菅原を攻める熱い激闘!
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