【K-1】女王KANA、フランス強豪をハイキックKOで初防衛「日本中の女子格闘技を背負っていきたい、K-1最高!」
K-1実行委員会
『K-1 WORLD GP 2022 JAPAN ~RING OF VENUS~』
2022年6月25日(土)東京・国立代々木競技場 第二体育館
▼第17試合/K-1 WORLD GP女子フライ級タイトルマッチ/3分3R・延長1R
○KANA(K-1ジム三軒茶屋シルバーウルフ/王者)
KO 3R 2分26秒 ※左ハイキック
●スーリ・マンフレディ(フランス/LOOKYAMO TRAINING CAMP/挑戦者)
※KANAが初防衛に成功
KANAは、19年12月に念願のK-1初代女子フライ級王座決定トーナメントで優勝して、K-1初の女子世界王者に。K-1 JAPAN GROUP女子選手の第一人者として、男子の中に混じって試合を行なってきたエース。
【動画】KANAがダウンを奪った瞬間とKOシーン(スロー再生)
対するマンフレディは、タイ在住のフランス人ファイター。ミャンマーラウェイのWLC(ワールドラウェイチャンピオンシップ)世界王者で、素手ボクシングにも参戦。WBCムエタイでは3位にランクインする。戦績は43戦33勝(20KO)9敗1分と高いKO率を誇る。
1R、両者ともオーソドックス。中央を取るのはマンフレディ。序盤は両者ともロー、ミドルキックの蹴り合い。すると、KANAが豪快な右のオーバーをアゴにヒットさせてダウンを奪取。カーフキック、ハイキックと蹴りを散らすKANAが、パンチ連打でスタンディングダウンを追加。ボディも打ち分けてKO目前かと思われたが、マンフレディがコンパクトなフックを返して、KANAをぐらつかせる。
2R、KANAが、右ハイキックでマンフレディのバランスを崩させる。マンフレディも細かいパンチを狙う。右カーフキックを蹴るKANAがパンチラッシュをかけるが、マンフレディも立ち続けフック、アッパーを返す。マンフレディのパンチはダッキングで交わすKANA。
3R、KANAが右カーフキックで先制すると、マンフレディが右ミドルキックを連打。マンフレディも右ボディフックを見舞い、右ハイキック。下がらないKANAは右のカーフキックを効かせる。そして、ガードが下がったところに狙い澄ました左ハイキック。これでダウンしたマンフレディ。ダメージを見たレフェリーが試合をストップ。KANAが圧巻KO勝利を果たした。紙テープが舞うと、KANAは涙を流した。
KANAは「女子大会決まってから、正直不安の方が大きくて、大きい会場で出来るかも不安でした。これがK-1女子のスタートで、もっと沢山の人がK-1女子を目指して来てほしいと思います」と語る。
さらに、ONEで戦うアニッサ・メクセンの名前も出すと、そのような世界強豪との戦いを目指すつもりだという。最後に「まだ自分も強くなっている実感があるので、日本中の女子格闘技をしっかり背負っていきたい。K-1チャンピオン、KOじゃないとダメでしょ。K-1最高!」とアピールした。
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