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【UFC】王者ヴォルカノフスキーがV4!因縁ホロウェイとの3度目の対戦を完勝

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2022/07/03(日)UP

王者ヴォルカノフスキーがホロウェイを圧倒©️UFC

WME-IMG
『UFC 276』
2022年7月3日(日・日本時間)米ネバダ州ラスベガス
▼フェザー級タイトルマッチ
○アレキサンダー・ヴォルカノフスキー(オーストラリア)
判定3-0 ※三者とも50-45
●マックス・ホロウェイ(米国)
※王者ヴォルカノフスキーが4度目の防衛に成功

 ヴォルカノフスキーはオーストラリア人初のUFC王者。19年12月のタイトル戦で当時王者だったホロウェイを判定で下し、王座を戴冠。翌年のダイレクトリマッチでも勝利し、ホロウェイとは2度対戦し全て勝利している。今年4月の前戦で、ジョン・チャンソンをTKOで下し、3度目の防衛に成功した。

 対するホロウェイは元同級王者で現在同級1位。20年7月にヴォルカノフスキーに連敗を喫した後からは2連勝と勢いづいている。3度目の対戦で勝利となるのか。

 1R、前蹴りで圧力をかけるホロウェイに対し、ジャブを放ちカウンター狙いのヴォルカノフスキー。ヴォルカノフスキーが時折、素早い突進でパンチを共振。後半、ヴォルカノフスキーの左が当たり始めるが、ホロウェイも右の打ち下ろしを当てる。ホロウェイの右頬骨あたりがカットで流血。

 2R中盤、ヴォルカノフスキーの右のオーバーハンドがヒットすると、ホロウェイの左眉がカットし流血。ヴォルカノフスキーはホロウェイのパンチの軌道を見切ったか、ホロウェイのパンチが空を切る。

 3Rと4R、ヴォルカノフスキーの突き刺すジャブにホロウェイの足が前に出ない。ホロウェイが懐に入ると、ヴォルカノフスキーのジャブ、アッパー、フックのコンビネーションが強襲。被弾し続け、顔面流血のホロウェイ、ヴォルカノフスキーは無傷な様子。

 最終5R、王者のワンサイドな試合展開も、満身創痍の状態で勝負を諦めないホロウェイ。タックルを仕掛ける場面もあったが、ヴォルカノフスキーはそれを許さない。

 判定3-0(三者共に50-45)とフルマークでヴォルカノフスキーが完勝。4度目の防衛に成功した。

▶︎次ページは【フォト】ホロウェイが顔面流血の激闘シーン、ヴォルカノフスキー強し

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