【DEEP】中村大介、ユータ&ロックを寝技で攻め続けて撃破「42歳、ここからが全盛期」
DEEP事務局
『skyticket Presents DEEP 108 IMPACT』
2022年7月10日(日)東京・TOKYO DOME CITY HALL
▼第10試合 DEEP フェザー級 5 分 3R
〇中村大介(夕月堂本舗)
判定3-0 ※三者とも29-28
●ユータ&ロック(秋本道場 jungle junction)
中村は、鋭い打撃と腕十字を得意技とし、50戦近くの戦績を持つ大ベテラン。国内ライト級トップクラスで活躍し、所英男や郷野聡寛に勝利を収め、12年にはプロ10年目にしてDEEPライト級王座を獲得。21年2月には、フェザー級王者の牛久絢太郎にノンタイトル戦でTKO勝ちし、続く7月にはタイトルをかけて牛久と再戦したが判定負け。今年は1勝1敗の戦績だ。
対するユータは、12年には修斗の舞台で開催された『新人王決定トーナメント準決勝』で斎藤裕に判定勝利、18年8月のパンクラスでは、後にRIZIN&DEEPフェザー級王者となる牛久絢太郎に勝利し、19年7月にはバンタム級王者の中島太一にも判定勝利するなど、実力を見せている。今回が約3年ぶりの復帰戦となる。戦績は9戦無敗だ。
1R、ユータが胴タックルで組み付くと、ケージ際の差し合い。ユータは再びタックルを仕掛けて上を取る。ケージを背にして立とうとした中村。
崩れてスクランブルとなり、上になったのはユータ。下から中村が三角絞めを仕掛けながら、今度は中村が上を取り返す。中村はアームロックを狙いつつ、上からボディへのパンチ。即座にバックマウントへ移行する中村。
2Rも一進一退の寝技の攻防。片足タックルで入ったユータ、即座にアームロックを狙う中村。回って腕十字を狙う中村だが、これを外したユータ。立ち上がる中村のバックを取りに行くユータ。
中村が上を取りパウンドをコツコツ見舞う。ユータがバックを取るが、中村がアームロックで対抗。ユータは攻められながらも、中村の寝技を凌ぐ。
3R、パンチで前に出る中村。中村はアームロックを仕掛けるが、外したユータがトップを取る。中村は立ち上がろうとするが、しつこくユータは両足タックルへ。立ち上がる中村のバックにつくユータ。しかし中村がバックを取り返すと、ユータがさらにタックルを仕掛ける。ここでも目まぐるしい寝技の攻防だ。
残り1分、中村が腕を取り、極め切れるか。しかし、ユータのクラッチは固く極めさせない。上になるユータは上からパウンド。離れるもユータは何度も組みつく。中村がヒザ蹴りを返して、試合終了。
ジャッジは、3Rとも寝技で攻め続けた中村を支持。中村がユータを撃破した。ユータはプロ10戦目にして、初黒星がついた。中村はマイクを持つと「中村大介42歳。ここからが全盛期です」とアピールした。
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