【DEEP】北岡悟が無念の4連敗、上迫博仁にスプリット判定で涙を飲む
DEEP事務局
『skyticket Presents DEEP 108 IMPACT』
2022年7月10日(日)東京・TOKYO DOME CITY HALL
▼セミファイナル 第11試合 DEEP ライト級 5 分 3R
●北岡悟(パンクラスイズム横浜)
判定1-2 ※29-28、28-29×2
〇上迫博仁(NICE BAD GYM)
北岡は09年に五味隆典から一本勝ちで初代戦極ライト級王座を、また13年4月にはDEEPライト級王座を獲得し4度の防衛に成功するなど輝かしい戦績を誇る国内ライト級のトップファイター。しかし、20年の『RIZIN.24』で久米鷹介、昨年2月の『DEEP 100 IMPACT』で大原樹理、同10月の『DEEP 104 IMPACT』で鈴木琢仁にいずれも敗戦。3連敗と苦しい時期が続いている。
対する上迫は過去にDEEP8連勝、UFC出場権を争う『ROAD TO UFC JAPANトーナメント』のメンバーにも選出された実力者。19年にはRIZINに初参戦、その後はライト級GPに参戦したが、ルイス・グスタボにKO負け。続く大晦日には矢地祐介に逆転KO負け、20年10月にはパンクラスで松本光史に判定負けし3連敗中で、今回は再起戦となる。
1R、ケージ中央を取る北岡は左のロー、ミドルを放つ。上迫はじりじり前進して右フックを強打。北岡はバックブロー、右ハイキックは上迫。北岡が片足タックルを仕掛ける。上迫は立ち上がると、北岡をケージに押し込む。組んだ状態からブレイクとなり、スタンドへ。北岡のバックブローに対して上迫が右ミドルを放つ。
2R、前に出るのは北岡で、右フックから片足タックル。切った上迫は、打撃で前に出てヒザ蹴りを見舞う。ノーモーションの右ストレートを打つ上迫に対して、北岡はボディフックから片足タックルへ。ケージを背にしてテイクダウンは許さない上迫。
右の三日月蹴りをヒットさせる上迫は、左右のフックで飛び込む。打撃で見合う中、北岡は左ミドル、上迫は二段蹴りを出す。
3R、北岡が圧をかけて前に出るが、上迫はサークリングし一定の距離を保つ。上迫の片足を捉える北岡だが、テイクダウンに移行できず。上迫はステップで回って打つ、蹴るを徹底する。左ミドルで快音を響かせる北岡。
残り1分、左ジャブを突く上迫に対して、北岡はタックルのフェイントを見せて、左ミドルを放つが、終盤まで両者ビッグヒットの無い中、終了のゴング。
お互いにポイントを取ったと見て、確実な勝ちを掴みに行ったか。ジャッジ1者は北岡を支持したが、2者が上迫を支持。スプリット判定で上迫が勝利した。
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