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【ボクシング】王座陥落後、森武蔵がWBOアジア14位から判定勝ちで再起戦飾る

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2022/07/13(水)UP

森(右)が再起戦を勝利で飾った

 元WBOアジアパシフィックフェザー級王者の森武蔵(22=志成)は王座陥落後、初のリングに上がる。WBOアジアパシフィックフェザー級14位のプレスコ・カルコシア(フィリピン)を相手に、再起戦を勝利で飾れるか注目が集まる。

【フォト】森がダウンを奪った瞬間ほか、写真5枚

プレスコのパンチがヒット

 1R、サウスポーの森は、右ジャブを伸ばしながらボディと顔面に打ち分ける。プレスコもジャブを返す。森のボディ攻撃に右フックを合わせるプレスコ。これは空振りに。森は右ストレートをボディへ。プレスコは右を合わせるが、不発に終わる。

 2R、森は右ジャブで攻撃。合わせて右を打ってくるプレスコ。これは森に見切られる。リズムを刻みながら追い込む森は、強烈な左ボディブローをヒット。下がるプレスコに、森は追撃を狙う。このプレッシャーに耐えられないのかプレスコは、大振りの右フックで応戦するが、森は余裕でかわす。

 3R、森が前へ出るとプレスコは左右のボディ打ち。森は右で崩しながら左をボディへ。森の左が的確に当たり始める。プレスコは左右のフックを強打するが、森がすべてかわす。森が強烈なワンツー。これを紙一重でかわすプレスコ。ペースは完全に森だ。

森がダウンを奪った瞬間

 4R、森がジワジワとプレッシャー。プレスコは左右のフックを強打。バッティングとなり、プレスコは右目の上から出血。ドクターチェックが入るが、試合続行。やや大振りが目立つプレスコ。森は落ち着いて右を当てていく。

 5R、森は上から下へ右を突き刺す。プレスコは相変わらず大振りのフック反撃。下がるプレスコ。森はさらに圧を強めて、追い込んでいく。プレスコの右がヒットするも、森はギリギリのところでかわした。

 6R、プレスコは下がってカウンター攻撃。プレスコのワンツーをかわす森。クリンチが目立ち始める。プレスコの右をダッキングでかわし、クリンチ。森はプレスコのアウトボクシングがやりにくそうで、左が入らずに決定的な場面は作れない。

判定3-0で森(右)の勝利となった

 7R、森は左右のボディで追い込んでいく。プレスコは動きが止まるが、強打を放ちクリンチに逃げる。この繰り返しで、時間が過ぎていく。森の右は当たるが、左をかわすプレスコ。なかなか崩れない。

 8R、最終ラウンド。左の強打でKOを狙う森。プレスコは下がりながら、右の強打。森はこのパンチを見切るものの、相手がそのままクリンチに来るため、次の展開が作れない。左、右と大振りで攻めるプレスコ。森のボディが当たり、プレスコがしゃがむようにダウン。立ち上がって打ち合ったところで試合終了のゴングが鳴らされ、判定3-0(77-74、78-73、80-71)で森が勝利した。

※全試合結果はこちら

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