【ONE】無敗の絶対王者デ・リダーが圧巻のV2!元王者ビグダシュを横三角で絞め落とす
ONE Championship
『ONE 159: DE RIDDER VS. BIGDASH』
2022年7月22日(金・日本時間)シンガポール・インドアスタジアム
▼ミドル級(₋93.0kg)世界タイトルマッチ
〇ライニアー・デ・リダー(オランダ)
一本 1R 3分29秒 ※横三角絞め
●ビタリー・ビグダシュ(ロシア)
※デ・リダーが2度目の防衛に成功
デ・リダーはブラジリアン柔術黒帯の高いグラップリング能力を武器にプロデビュー15戦全勝の快進撃を続けている。それまでONE重量級の顔で、ミドル級とライトヘビー級の王者だったアウンラ・ンサンと2度対戦し、20年10月のミドル級タイトル戦で一本勝ち、昨年4月のライトヘビー級タイトル戦で判定勝利を収め、2本のベルトを手にした。
今年2月のミドル級初防衛戦では、ONE世界ウェルター級王者キャムラン・アバゾフを挑戦者に迎え、一本勝ちで防衛に成功した。
対するビグダシュはONEミドル級の強豪選手。15年10月のONEデビュー戦で、当時のミドル級王者イゴール・シヴィリからKO勝利を収め、ミドル級王者に。その後、ンサンに敗れ王座から陥落するも、現在3連勝と波に乗っている。MMA戦績は12勝2敗。
1R、身長で優るデ・リダーがサウスポー。デ・リダーが早くもタックルに行くが、右腕で首を抱えたビグダシュが引き込み、ギロチンチョークへ。これで勝負を決めにかかるが、外したデ・リダーが上になる。
ガードポジションのビグダシュに対して、デ・リダーは上からコツコツパウンドを放つ。デ・リダーはハーフガードへ移行。すると、デ・リダーが右腕を取り、腕十字を狙う体勢から、即座に横三角絞めへ移行。そのままきっちり極め切ったデ・リダーが、鮮烈一本勝ちで防衛を果たした。プロデビュー以来、戦績を16戦16勝とした。
デ・リダーは試合後のマイクで「世界の誰でも倒せるし、一本を取ることが出来る。あの動きは練習していた動きだ」と試合を振り返り、現ヘビー級世界王者アルジャン・ブラーの名前を挙げ、3階級制覇に挑むことを宣言した。
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