【RISE】原口健飛が延長負け、”世界最強”ペットパノムルンがRISE世界王者に!
RISEクリエーション株式会社
『Cygames presents RISE WORLD SERIES 2022 OSAKA』
2022年8月21日(日)エディオンアリーナ大阪 第1競技場
▼メインイベント RISE世界スーパーライト級(-65kg)王座決定戦 3分5R無制限延長R
○ペットパノムルン・キャットムーカオ(タイ/Kiatmoo9/GLORY世界フェザー級王者)
延長判定3-0 ※三者ともに10-9
●原口健飛(日本/FASCINATE FIGHT TEAM/RISE DEAD OR ALIVE 2020 -63kgトーナメント優勝、第6代RISEライト級王者)
※本戦は1-1(49-50、49-48、49-49)
※ペットパノムルンが初代王者に
原口はRISEの新エースと言うべきファイター。20年1月にライト級王座をKOで獲得すると、8月にはRIZINで大雅にKO勝ち。さらに10月のRISE DEAD OR ALIVE 2020 -63kgトーナメントで優勝し、今年3月には白鳥大珠との”因縁の対決”を2度のダウンを奪う完勝。今年6月の「THE MATCH 2022」では前K-1スーパー・ライト級王者の山崎秀晃を2Rで粉砕。同階級日本人最強の座を揺るぎないものにした。
ペットパノムルンは現GLORY世界フェザー級(-65kg)王者。キックボクシングの世界最高峰GLORYで4度のタイトル防衛に成功している名実ともに-65kg世界最強の選手だ。
両選手は昨年11月にワンマッチで激突したが、ペットパノムルンが実力差を見せつけ判定勝利。今回はRISE世界王座を懸けたタイトルマッチで再戦を迎える。
1R、開始早々に原口が左ストレートで先制。ペットパノムルンはゆったりと構え強烈な左ミドルを連打する。オーソドックスに構える原口が左サイドキックで距離を取り、右ミドルをヒット。原口のワンツーの打ち終わりにペットパノムルンも左ミドルを合わせる。
2R、徐々に圧力を強めるペットパノムルンの左ミドルに原口が飛びヒザ蹴りを合わせる。原口の打ち終わりには左ミドルを残すペットパノムルン。組めば原口の体勢を崩しヒザでワンアタックを入れるペットパノムルンに、原口は入り際の左フックに活路を見出す。
3R、左ミドルで入り組み付くペットパノムルン。原口は離れ際に左フック、右ミドルを打ち込んでいく。至近距離では組まれヒザを打ち込まれてしまう原口。離れれば左ミドルで突き放され、至近距離では組まれ振り回される。
4R、左ジャブで入る原口に左ミドルを合わせるペットパノムルン。強引気味な飛びヒザ蹴りを放つも着地をペットパノムルンに捕まれる。下がる原口にペットパノムルンの右ロングフックがヒット。ペットパノムルンの圧力に中に入れない原口だが、ラウンド終盤にペットパノムルンの入り際に右飛びヒザ蹴りをヒット。ペットは思わずニヤリと笑顔を返す。
5R、ペットパノムルンの左フックに左ストレートを合わせた原口。コーナーを背負った原口へ襲いかかるペットパノムルンにパンチで応戦し打ち合いを見せる。ペットパノムルンは圧力をかけ左ミドルで距離を積め組み付き。入り際に原口は飛びヒザ蹴り、パンチを合わせるがペットパノムルンはクリーンヒットを許さない。流しに入ったペットパノムルンへ原口はバックスピンキック。ペットパノムルンの左ミドルで原口がバランスを崩し仰向けに倒れたところで試合終了のゴングが鳴った。
ジャッジは三者三様のドローで、勝負は延長ラウンドへ。
延長R、圧力をかけるペットパノムルンの左ストレート、左ミドル。原口は左ドルにパンチを合わせ、入り際右ヒザを突き上げる。原口が中間距離で右ストレート、左フックをヒット。ペットパノムルンは原口の前進に強烈な左ミドル。原口は左右ストレートを伸ばしペットパノムルンをロープへ押し込む。終了直前に原口の左ストレートが浅くヒットしゴングが鳴り響く。
判定はジャッジ三者ともペットパノムルンの勝利を支持。成長を見せた原口だったが、世界最高峰の牙城は崩せず。ペットパノムルンが初代RISE世界スーパーライト級王者に認定された。
王者となったペットパノムルンの第一声は「コンニチハ」と日本語の挨拶。「RISEにまた出られてうれしい。今回の試合はファンのみなさんも満足できない内容だと思いますが、もっと練習をしていい試合をします」とさらにハイレベルな試合を見せるとRISEファンに約束した。
▶︎次ページは【動画】ペットパノムルンの強烈な左ミドルが炸裂!
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