【RISE】“ムエタイゴリラ”T-98、2度のダウン跳ね返し逆転KO勝利
強烈なパンチを振るうT-98
RISEクリエーション株式会社
『Cygames presents RISE WORLD SERIES 2022 OSAKA』
2022年8月21日（日）エディオンアリーナ大阪 第1競技場
▼第6試合 ミドル級（-70kg） 3分3R延長1R
●RYOTARO（大原道場/同級4位、第8代ACCELミドル級王者）
KO 延長R 9秒
◯T-98（フリー/元ラジャダムナンスタジアム認定スーパーウェルター級王者）
※本戦は判定0-0（三者とも27-27）
パンチで攻めるRYOTARO
RYOTAROは昨年12月の初参戦で実力者・緑川創をダウンさせ判定勝利したACCELミドル級王者の強打者。T-98はムエタイの殿堂ラジャダムナンスタジアムをはじめ数多くのベルトを獲得してきたベテラン強豪。今回13年ぶりのRISE参戦となる。
1R、RYOTAROは左右に構えをスイッチしロー・ミドル・ハイ、上下のパンチと散らしてT-98に向かう。T-98を翻弄したRYOTAROは右ストレートでダウンを奪取。さらに左ストレートでダウンを追加しRYOTAROはフィニッシュを迫るが、T-98はガードからのフックを返して当てる。
パンチを振るうRYOTARO
2R、初回のラッシュで失速がうかがえるRYOTAROにT-98は圧を掛け、左フックの上下打ち、右ストレートと反撃。T-98の右ストレート、左フックにRYOTAROはフラつく。
3R、T-98は圧力を発し距離を詰めてRYOTAROのパンチを封じる。削られて出力が落ちてくるRYOTARO。T-98が右クロスと左フックで追い詰め、左フックでダウンを奪って最終回を終える。
勝利に歓喜するT-98
判定は27-27、27-27、27-27でドロー。延長戦に突入となる。
延長Rが始まると、T-98はすぐさま右ストレートと左フックを畳み掛け、RYOTAROを打ち倒してノックアウトした。
勝利したT-98は「お久しぶりです、ムエタイゴリラT-98です。13年ぶりのRISEですが、チャンピオンになるために来ました。次は解説席のベイノア選手あたりどうですか。準備しといてください。押忍！ 今日は応援ありがとうございました」と次なるターゲットを名指しして退場した。
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